トップ
>
小説
>
せうせつ
ふりがな文庫
“
小説
(
せうせつ
)” の例文
又
(
また
)
日本
(
にほん
)
の
小説
(
せうせつ
)
によく
現
(
あら
)
はれる
魔法遣
(
まはふづか
)
ひが、
不思議
(
ふしぎ
)
な
藝
(
げい
)
を
演
(
えん
)
ずるのは
多
(
おほ
)
くは、一
半
(
はん
)
は
佛教
(
ぶつけう
)
から一
半
(
はん
)
は
道教
(
だうけう
)
の
仙術
(
せんじゆつ
)
から
出
(
で
)
たものと
思
(
おも
)
はれる。
妖怪研究
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
と
云
(
い
)
つて、
小説
(
せうせつ
)
や
文學
(
ぶんがく
)
の
批評
(
ひひやう
)
は
勿論
(
もちろん
)
の
事
(
こと
)
、
男
(
をとこ
)
と
女
(
をんな
)
の
間
(
あひだ
)
を
陽炎
(
かげろふ
)
の
樣
(
やう
)
に
飛
(
と
)
び
廻
(
まは
)
る、
花
(
はな
)
やかな
言葉
(
ことば
)
の
遣
(
や
)
り
取
(
と
)
りは
殆
(
ほと
)
んど
聞
(
き
)
かれなかつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
如何
(
どう
)
考
(
かんが
)
へても
聖書
(
バイブル
)
よりは
小説
(
せうせつ
)
の
方
(
はう
)
が
面白
(
おもしろ
)
いには
違
(
ちが
)
ひなく、
教師
(
けうし
)
の
眼
(
め
)
を
窃
(
ぬす
)
んでは「よくッてよ」
派
(
は
)
小説
(
せうせつ
)
に
現
(
うつゝ
)
を
抜
(
ぬ
)
かすは
此頃
(
このごろ
)
の
女生徒
(
ぢよせいと
)
気質
(
かたぎ
)
なり。
為文学者経
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
、
三文字屋金平
(著)
此
(
こ
)
の
話
(
はなし
)
を——
或時
(
あるとき
)
、
弴
(
とん
)
さんと
一所
(
いつしよ
)
に
見
(
み
)
えた
事
(
こと
)
のある
志賀
(
しが
)
さんが
聞
(
き
)
いて、
西洋
(
せいやう
)
の
小説
(
せうせつ
)
に、
狂氣
(
きやうき
)
の
如
(
ごと
)
く
鉛筆
(
えんぴつ
)
を
削
(
けづ
)
る
奇人
(
きじん
)
があつて、
女
(
をんな
)
のとは
限
(
かぎ
)
らない
番茶話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
私
(
わたくし
)
は
端
(
はし
)
なくも、
昨夜
(
ゆふべ
)
ローマ
府
(
ふ
)
からの
滊車
(
きしや
)
の
中
(
なか
)
で
讀
(
よ
)
んだ『
小公子
(
リツトルロー、トフオントルローイ
)
』といふ
小説
(
せうせつ
)
中
(
ちう
)
の、あの
愛
(
あい
)
らしい/\
小主人公
(
せうしゆじんこう
)
を
聯想
(
れんさう
)
した。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
▼ もっと見る
それは
最近
(
さいきん
)
S、H
氏
(
し
)
の
詩
(
し
)
や
小説
(
せうせつ
)
の
好
(
す
)
きなI
子
(
こ
)
が、一
度
(
ど
)
遊
(
あそ
)
びにつれて
行
(
い
)
つてくれと
言
(
い
)
つてゐたので、
私
(
わたし
)
もこの
機会
(
きかい
)
にS
微笑の渦
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
...
眞面目
(
まじめ
)
な
事實
(
じゝつ
)
は
流行
(
りうかう
)
の
小説
(
せうせつ
)
とは
少
(
すこ
)
し
趣
(
おもむき
)
を
異
(
こと
)
にしますから』と
兒玉
(
こだま
)
は
微笑
(
びせう
)
を
洩
(
も
)
らして『
小説
(
せうせつ
)
も
面白
(
おもしろ
)
う
御座
(
ござ
)
います。けれ
共
(
ども
)
事實
(
じゝつ
)
は
更
(
さら
)
に
面白
(
おもしろ
)
う
御座
(
ござ
)
います。』
日の出
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
話
(
はなし
)
に
聞
(
き
)
くと、
何
(
なん
)
でも
韃靼人
(
だつたんじん
)
の
村
(
むら
)
に、
其夫人
(
そのふじん
)
と、
土地
(
とち
)
の
某公爵
(
ぼうこうしやく
)
との
間
(
あひだ
)
に
小説
(
せうせつ
)
があつたとの
事
(
こと
)
だ、とかと。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
俗界
(
ぞくかい
)
に
於
(
お
)
ける
小説
(
せうせつ
)
の
勢力
(
せいりよく
)
斯
(
か
)
くの
如
(
ごと
)
く
大
(
だい
)
なれば
随
(
したがつ
)
て
小説家
(
せうせつか
)
即
(
すなは
)
ち
今
(
いま
)
の
所謂
(
いはゆる
)
文学者
(
ぶんがくしや
)
のチヤホヤせらるゝは
人気
(
じんき
)
役者
(
やくしや
)
も
物
(
もの
)
の
数
(
かづ
)
ならず。
為文学者経
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
、
三文字屋金平
(著)
山海經
(
さんかいけう
)
を
見
(
み
)
ても
極
(
きは
)
めて
荒唐無稽
(
くわうたうむけい
)
なものが
多
(
おほ
)
い。
小説
(
せうせつ
)
では
西遊記
(
さいいうき
)
などにも、
到
(
いた
)
る
處
(
ところ
)
痛烈
(
つうれつ
)
なる
化物思想
(
ばけものしさう
)
が
横溢
(
わうえつ
)
して
居
(
ゐ
)
る。
妖怪研究
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
『こゝに
一人
(
ひとり
)
の
少女
(
せうぢよ
)
あり。』
小説
(
せうせつ
)
は
何時
(
いつ
)
でもこんな
風
(
ふう
)
に
初
(
はじ
)
まるもので、
批評家
(
ひゝやうか
)
は
戀
(
こひ
)
の
小説
(
せうせつ
)
にも
飽
(
あ
)
き/\したとの
御注文
(
ごちゆうもん
)
、
然
(
しか
)
し
年若
(
としわか
)
いお
互
(
たがひ
)
の
身
(
み
)
に
取
(
と
)
つては
湯ヶ原より
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
忍
(
しの
)
んで
小説
(
せうせつ
)
を
讀
(
よ
)
む
内
(
うち
)
は、
木
(
き
)
にも
萱
(
かや
)
にも
心
(
こゝろ
)
を
置
(
お
)
いたので、
吃驚
(
びつくり
)
して、
振返
(
ふりかへ
)
ると、
又
(
また
)
ぱら/\ぱら/\といつた。
怪談女の輪
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
『
實
(
じつ
)
に、
君
(
きみ
)
の
經歴
(
けいれき
)
は
小説
(
せうせつ
)
のやうです。』と
言
(
い
)
つた
儘
(
まゝ
)
、
暫時
(
しばし
)
私
(
わたくし
)
の
顏
(
かほ
)
を
瞻
(
なが
)
めて
居
(
を
)
つたが、
物語
(
ものがたり
)
の
中
(
うち
)
でも、
春枝夫人
(
はるえふじん
)
の
殊勝
(
けなげ
)
なる
振舞
(
ふるまひ
)
には、
少
(
すく
)
なからず
心
(
こゝろ
)
を
動
(
うご
)
かした
樣子
(
やうす
)
。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
例
(
たと
)
へば
地
(
ち
)
を
打
(
う
)
つ
槌
(
つち
)
は
外
(
はづ
)
る〻とも
青年
(
せいねん
)
男女
(
なんによ
)
にして
小説
(
せうせつ
)
読
(
よ
)
まぬ者なしといふ
鑑定
(
かんてい
)
は
恐
(
おそ
)
らく
外
(
はづ
)
れツこななるべし。
為文学者経
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
、
三文字屋金平
(著)
扨
(
さて
)
其黄昏
(
そのたそがれ
)
は、
少
(
すこ
)
し
風
(
かぜ
)
の
心持
(
こゝろもち
)
、
私
(
わたし
)
は
熱
(
ねつ
)
が
出
(
で
)
て
惡寒
(
さむけ
)
がしたから
掻卷
(
かいまき
)
にくるまつて、
轉寢
(
うたゝね
)
の
内
(
うち
)
も
心
(
こゝろ
)
が
置
(
お
)
かれる
小説
(
せうせつ
)
の
搜索
(
さうさく
)
をされまいため、
貸本
(
かしほん
)
を
藏
(
かく
)
してある
件
(
くだん
)
の
押入
(
おしいれ
)
に
附着
(
くツつ
)
いて
寢
(
ね
)
た。
怪談女の輪
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
日
(
ひ
)
うらゝかに、
風
(
かぜ
)
清
(
きよ
)
き
甲板
(
かんぱん
)
で、
大佐
(
たいさ
)
や、
濱島
(
はまじま
)
や、
春枝夫人
(
はるえふじん
)
や、
轟大尉
(
とゞろきたいゐ
)
や、
其他
(
そのた
)
乘組
(
のりくみ
)
の
士官
(
しくわん
)
水兵等
(
すいへいら
)
を
相手
(
あひて
)
に、
私
(
わたくし
)
の
小説
(
せうせつ
)
にも
似
(
に
)
たる
經歴談
(
けいれきだん
)
は、
印度洋
(
インドやう
)
の
波
(
なみ
)
のごとく
連綿
(
れんめん
)
として
盡
(
つ
)
くる
時
(
とき
)
もなかつた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
一體
(
いつたい
)
塾
(
じゆく
)
では
小説
(
せうせつ
)
が
嚴禁
(
げんきん
)
なので、うつかり
教師
(
けうし
)
に
見着
(
みつ
)
かると
大目玉
(
おほめだま
)
を
喰
(
く
)
ふのみならず、
此
(
この
)
以前
(
いぜん
)
も
三馬
(
さんば
)
の
浮世風呂
(
うきよぶろ
)
を
一册
(
いつさつ
)
沒收
(
ぼつしう
)
されて
四週間
(
ししうかん
)
置放
(
おきつぱな
)
しにされたため、
貸本屋
(
かしほんや
)
から
嚴談
(
げんだん
)
に
逢
(
あ
)
つて、
大金
(
たいきん
)
を
取
(
と
)
られ
怪談女の輪
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
“小説”の解説
小説(しょうせつ、en: fiction(総称),novel(長編),story(短編)、fr: roman(長編),nouvelle(中編),conte(短編))は、文学の形式の一つである。
(出典:Wikipedia)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
説
常用漢字
小4
部首:⾔
14画
“小説”で始まる語句
小説家
小説的
小説中
小説手法
小説新聞
小説本
小説批評家