“置放”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おきぱな40.0%
おきっぱな20.0%
おきつぱな20.0%
おきッぱな20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
国に女房子を置放おきぱなしにした罰が一緒に報って来て私は女房これのかの字を受けたと見えて痳病りんびょうと来ました、これがまた二度めの半病床はんどやと来てつことが出来ませんで
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
久「アノお前さん此の間蓮見鮨の二階で、私を置放おきっぱなしにして帰ってお仕まいなすって」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
一體いつたいじゆくでは小説せうせつ嚴禁げんきんなので、うつかり教師けうし見着みつかると大目玉おほめだまふのみならず、この以前いぜん三馬さんば浮世風呂うきよぶろ一册いつさつ沒收ぼつしうされて四週間ししうかん置放おきつぱなしにされたため、貸本屋かしほんやから嚴談げんだんつて、大金たいきんられ
怪談女の輪 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
「ほい忘れた。いや、忘れたんじゃあねえ、一ぜん飯に置放おきッぱなしよ。」
唄立山心中一曲 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)