“浮世風呂”の読み方と例文
読み方割合
うきよぶろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三馬さんば浮世風呂うきよぶろむうちに、だしぬけに目白めじろはうから、釣鐘つりがねつてたやうにがついた。湯屋ゆやいたのは(岡湯をかゆ)なのである。
春着 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
式亭三馬の『浮世風呂うきよぶろ』第二編巻之上で、染色に関して、江戸の女と上方かみがたの女との間に次の問答がある。
「いき」の構造 (新字新仮名) / 九鬼周造(著)
式亭三馬しきていさんばが何年か前に出版した滑稽本の中で、「神祇じんぎ釈教しやくけう、恋、無常、みないりごみの浮世風呂うきよぶろ
戯作三昧 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)