“式亭三馬”の読み方と例文
読み方割合
しきていさんば100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十返舎一九じっぺんしゃいっく式亭三馬しきていさんばが、滑稽物をひっさげて、戯作界へ現われたのは馬琴にとっては容易ならない競争相手といってよかろう。
戯作者 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
傍より言をはさみて曰、式亭三馬しきていさんばが大千世界楽屋探しは如何いかんと。二三子の言の出づる所を知らず、相顧みて唖然あぜんたるのみ。(一月二十七日)
式亭三馬しきていさんばの「客者評判記」のうちに、襟巻をした町人らしい人物が炬燵こたつを前にして、春狂言の番附を見ている挿画がある。
明治劇談 ランプの下にて (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)