“せうせつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
小説83.3%
小節16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
如何(どう)考(かんが)へても聖書(バイブル)よりは小説(せうせつ)の方(はう)が面白(おもしろ)いには違(ちが)ひなく、教師(けうし)の眼(め)を窃(ぬす)んでは「よくッてよ」派(は)小説(せうせつ)に現(うつゝ)を抜(ぬ)かすは此頃(このごろ)の女生徒(ぢよせいと)気質(かたぎ)なり。
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵、三文字屋金平(著)
此(こ)の話(はなし)を——或時(あるとき)、弴(とん)さんと一所(いつしよ)に見(み)えた事(こと)のある志賀(しが)さんが聞(き)いて、西洋(せいやう)の小説(せうせつ)に、狂氣(きやうき)の如(ごと)く鉛筆(えんぴつ)を削(けづ)る奇人(きじん)があつて、女(をんな)のとは限(かぎ)らない
番茶話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
贔負目(ひいきめ)には雪中(せつちゆう)の梅(うめ)春待(はるま)つまの身過(みす)ぎ世過(よす)ぎ小節(せうせつ)に關(かゝ)はらぬが大勇(だいゆう)なり辻待(つじまち)の暇(いとま)に原書(げんしよ)繙(ひもと)いて居(ゐ)さうなものと色眼鏡(いろめがね)かけて見(み)る世上(せじやう)の物(もの)映(うつ)るは自己(おのれ)が眼鏡(めがね)がらなり
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
公子(こうし)糾(きう)敗(やぶ)るるや、召忽(せうこつ)は之(これ)に死(し)し、吾(われ)は(一〇)幽囚(いうしう)せられて辱(はづかしめ)を受(う)く。鮑叔(はうしゆく)、我(われ)を以(もつ)て恥(はぢ)無(な)しと爲(な)さず。我(わ)が(一一)小節(せうせつ)を羞(は)ぢずして・功名(こうめい)の・天下(てんか)に顯(あら)はれざるを恥(は)づるを知(し)れば也(なり)。