“しょうせつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ショウセツ
語句割合
小説53.8%
正雪15.4%
詳説15.4%
傷折7.7%
勝絶7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
滝田くんはじめてぼくの家へ来たのはぼくの大学を出た年のあき、——ぼくはじめて「中央公論ちゅうおうこうろん」へ「手巾はんけち」という小説しょうせつを書いた時である。
滝田哲太郎君 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
「何だと?——今の世の中にそんな馬鹿なことがあるものか。もっとも、由比ゆい正雪しょうせつなら牛込榎町うしごめえのきちょうよ、丸橋忠弥まるばしちゅうやは本郷弓町だ、縄張違いだよ、八」
待ツノ止ム可カラザルニ至レリ居ルコト年余偶々たまたまぼうヲ理科大学助手ニ承ケ植物学ノ教室ニ仕フ裘葛きゆうかつフル此ニ四回時ニ同学新ニ大日本植物誌編纂ノ大業ヲ起コシ海内幾千ノ草木ヲ曲尽シ詳説しょうせつけいトシ精図ヲトシ以テ遂ニ其大成ヲ期シまことニ此学必須ひっすノ偉宝ト為サント欲ス余幸ニ其空前ノ成挙ニ与リ其編纂ノ重任ヲかたじけのフスルヲ
三八縦横といったのは、すなわち建安二十四年にあたり、黄猪こうちょ虎に遇うと申したのは、歳すなわち己亥つちのといにあたる。定軍の南一傷折しょうせつせんというは、曹操と夏侯淵とは兄弟の如く結ばれていたことを
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
平調—壱越いちこつ(または神仙)—盤渉ばんしき黄鐘おうしき双調そうじょう(または勝絶しょうせつ)—平調
「いき」の構造 (新字新仮名) / 九鬼周造(著)