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しょうせつ
ふりがな文庫
“
小説
(
しょうせつ
)” の例文
「そんなうそは、いったってさしつかえない。
小説
(
しょうせつ
)
でも、
文章
(
ぶんしょう
)
でも、みんな、うそのことを
真実
(
しんじつ
)
らしく
書
(
か
)
いてあるのじゃないか……。」
その日から正直になった話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
滝田
君
(
くん
)
の
初
(
はじ
)
めて
僕
(
ぼく
)
の家へ来たのは
僕
(
ぼく
)
の大学を出た年の
秋
(
あき
)
、——
僕
(
ぼく
)
の
初
(
はじ
)
めて「
中央公論
(
ちゅうおうこうろん
)
」へ「
手巾
(
はんけち
)
」という
小説
(
しょうせつ
)
を書いた時である。
滝田哲太郎君
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
話
(
はなし
)
に
聞
(
き
)
くと、
何
(
なん
)
でも
韃靼人
(
だったんじん
)
の
村
(
むら
)
に、その
夫人
(
ふじん
)
と、
土地
(
とち
)
の
某公爵
(
ぼうこうしゃく
)
との
間
(
あいだ
)
に
小説
(
しょうせつ
)
があったとのことだ、とかと。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
目の前なる山の
頂
(
いただき
)
白雲につつまれたり。
炉
(
ろ
)
に
居寄
(
いよ
)
りてふみ読みなどす。東京の
新聞
(
しんぶん
)
やあると
求
(
もと
)
むるに、二日前の朝野新聞と東京公論とありき。ここにも
小説
(
しょうせつ
)
は家ごとに
読
(
よ
)
めり。
みちの記
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
これまでの
彼
(
かれ
)
の
仕事
(
しごと
)
は、いろいろな
方面
(
ほうめん
)
にわたっています。
第
(
だい
)
一に、五つの
小説
(
しょうせつ
)
があり、そのなかで『ジャン・クリストフ』は、いちばん
長
(
なが
)
いもので、そしていちばん
有名
(
ゆうめい
)
です。
ジャン・クリストフ
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
▼ もっと見る
「
想像力
(
そうぞうりょく
)
がない」と
彼女
(
かのじょ
)
がいったのは、それは
想像力
(
そうぞうりょく
)
といえば、
小説
(
しょうせつ
)
を作るというようなことだけをいうものと
思
(
おも
)
っていたからで、その
実
(
じつ
)
、母は
自分
(
じぶん
)
では
知
(
し
)
らずにいるのだけれど
母の話
(新字新仮名)
/
アナトール・フランス
(著)
「
小説
(
しょうせつ
)
はうそをつくものだということはわかっているが、おまえのいうことがうそだとわかれば、だれもおまえを
信
(
しん
)
じなくなるだろう。」と、
年
(
とし
)
とった
太
(
ふと
)
い
声
(
こえ
)
がいいました。
その日から正直になった話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
滝田
君
(
くん
)
は
僕
(
ぼく
)
にその
小説
(
しょうせつ
)
のことを「ちょっと
皮肉
(
ひにく
)
なものですな」といった。
滝田哲太郎君
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
彼は、
詩
(
し
)
、
小説
(
しょうせつ
)
、
戯曲
(
ぎきょく
)
、
評論
(
ひょうろん
)
、
伝記
(
でんき
)
、その
他
(
た
)
いろいろなものを
書
(
か
)
きましたが、すべて、
立派
(
りっぱ
)
な作品として長く
残
(
のこ
)
るようなものが多く、中でも、小説と
随筆
(
ずいひつ
)
とには、
世界的
(
せかいてき
)
な
傑作
(
けっさく
)
が少なくありません。
母の話
(新字新仮名)
/
アナトール・フランス
(著)
昔
(
むかし
)
、
読
(
よ
)
んだ
小説
(
しょうせつ
)
には、やはりそんな
筋
(
すじ
)
のものがあったことを
思
(
おも
)
い
出
(
だ
)
して、お
父
(
とう
)
さんは、じっとしてまくらに
頭
(
あたま
)
をつけていられなかったのでした。たびたび、
寝返
(
ねがえ
)
りをなさったとき
火事
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“小説”の解説
小説(しょうせつ、en: fiction(総称),novel(長編),story(短編)、fr: roman(長編),nouvelle(中編),conte(短編))は、文学の形式の一つである。
(出典:Wikipedia)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
説
常用漢字
小4
部首:⾔
14画
“小説”で始まる語句
小説家
小説的
小説中
小説手法
小説新聞
小説本
小説批評家