“韃靼人”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だったんじん50.0%
だつたんじん30.0%
だったんにん10.0%
タルターロ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はなしくと、なんでも韃靼人だったんじんむらに、その夫人ふじんと、土地とち某公爵ぼうこうしゃくとのあいだ小説しょうせつがあったとのことだ、とかと。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
それから韃靼人だつたんじんが一人ゐる。狡猾で、随分裏切りも為兼しかねない男だが、その狡猾なところを利用すれば、有用な人物にもなりさうである。
「やれやれ、また韃靼人だったんにんの天気の挨拶がはじまつたわい!……お暑うござい、奥さまの御機嫌は?……ほら、まだやつてゐる、まだやつてゐる……」
灰色の眼の女 (新字旧仮名) / 神西清(著)
韃靼人タルターロ及びトルコ人共に織物にて名高かりしなり
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)