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しゅっぱつ
ふりがな文庫
“
出発
(
しゅっぱつ
)” の例文
旧字:
出發
そのうちに、ツェッペリンは、
出発
(
しゅっぱつ
)
したのでした。そして、その
日
(
ひ
)
、その
日
(
ひ
)
の
記事
(
きじ
)
が、はやくも
無線電信
(
むせんでんしん
)
で、
新聞
(
しんぶん
)
に
報告
(
ほうこく
)
せられました。
おばあさんとツェッペリン
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
お
蔭
(
かげ
)
で
名誉
(
めいよ
)
は
助
(
たす
)
かった。もう
出発
(
しゅっぱつ
)
しましょう。こんな
不徳義
(
ふとくぎ
)
極
(
きわま
)
る
所
(
ところ
)
に一
分
(
ぷん
)
だって
留
(
とどま
)
っていられるものか。
掏摸
(
すり
)
ども
奴
(
め
)
、
墺探
(
おうたん
)
ども
奴
(
め
)
。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
私
(
わたくし
)
が
自身
(
じしん
)
で
持参
(
じさん
)
したのはただ
母
(
はは
)
の
形見
(
かたみ
)
の
守刀
(
まもりがたな
)
だけで、いざ
出発
(
しゅっぱつ
)
と
決
(
きま
)
った
瞬間
(
しゅんかん
)
に、
今
(
いま
)
まで
住
(
す
)
んで
居
(
い
)
た
小屋
(
こや
)
も、
器具類
(
きぐるい
)
もすうっと
消
(
き
)
え
失
(
う
)
せ
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
星
(
ほし
)
がすっかりきえました。
東
(
ひがし
)
の
空
(
そら
)
は
白
(
しろ
)
くもえているようです。
木
(
き
)
がにわかにざわざわしました。もう
出発
(
しゅっぱつ
)
に
間
(
ま
)
もないのです。
いちょうの実
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
それからまもなく、カラスたちは
出発
(
しゅっぱつ
)
しました。いままでのところでは、スモーランドは話に聞いているほど、みすぼらしい土地のようではありませんでした。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
▼ もっと見る
いよいよごんごろ
鐘
(
がね
)
は
出発
(
しゅっぱつ
)
した。
老人達
(
ろうじんたち
)
は、また
仏
(
ほとけ
)
の
御名
(
みな
)
を
唱
(
とな
)
えながら、
鐘
(
かね
)
にむかって
合掌
(
がっしょう
)
した。
ごんごろ鐘
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
やがて
曲馬団
(
きょくばだん
)
の一行を乗せた汽車は
出発
(
しゅっぱつ
)
してしまいました。一人あとに
残
(
のこ
)
された新吉はがっかりしてその場につっ立っていました。まもなく曲馬の
荷物
(
にもつ
)
は
倉庫
(
そうこ
)
の方へ引かれて行きました。
曲馬団の「トッテンカン」
(新字新仮名)
/
下村千秋
(著)
使節
(
しせっ
)
の一
行
(
こう
)
は、イギリスの
軍艦
(
ぐんかん
)
オージン
号
(
ごう
)
にのりこみ、
品川
(
しながわ
)
から
出発
(
しゅっぱつ
)
しました。
福沢諭吉:ペンは剣よりも強し
(新字新仮名)
/
高山毅
(著)
弟
(
おとうと
)
は、すぐに
出発
(
しゅっぱつ
)
しました。
兄
(
あに
)
は、
日
(
ひ
)
の
暮
(
く
)
れるのを
待
(
ま
)
って、
外
(
そと
)
の
木
(
き
)
の
下
(
した
)
に
腰
(
こし
)
をかけました。そして、よく
晴
(
は
)
れわたった
夜
(
よる
)
の
空
(
そら
)
を
仰
(
あお
)
ぎました。
星と柱を数えたら
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
じぶんは二
羽
(
わ
)
のカラスにさらわれたんだ。白いガチョウは、まだ岸べで待っているにちがいない。きょうみんなは、エステルイエートランドにむかって
出発
(
しゅっぱつ
)
するはずだ。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
友
(
とも
)
はわざわざ
休暇
(
きゅうか
)
を
取
(
と
)
って、かく
自分
(
じぶん
)
と
共
(
とも
)
に
出発
(
しゅっぱつ
)
したのでは
無
(
な
)
いか。
深
(
ふか
)
き
友情
(
ゆうじょう
)
によってでは
無
(
な
)
いか、
親切
(
しんせつ
)
なのでは
無
(
な
)
いか。しかし
実
(
じつ
)
にこれ
程
(
ほど
)
有難迷惑
(
ありがためいわく
)
のことがまたとあろうか。
降参
(
こうさん
)
だ、
真平
(
まっぴら
)
だ。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
彼
(
かれ
)
は、
木
(
き
)
の
実
(
み
)
と
草
(
くさ
)
の
種子
(
たね
)
をもらって、
出発
(
しゅっぱつ
)
したのであります。そしてある
日
(
ひ
)
の
暮
(
く
)
れ
方
(
がた
)
、
彼
(
かれ
)
は、ようやく
懐
(
なつ
)
かしい
我
(
わ
)
が
家
(
や
)
へ
帰
(
かえ
)
ったのであります。
白すみれとしいの木
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ニールスには、ははあ、あの若い灰色ガンのそばを
離
(
はな
)
れたくないんだな、と、そのわけがよくわかりました。けれども、アッカはガチョウのことばには耳をもかさずに、
出発
(
しゅっぱつ
)
しました。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
しかし、こんなに、みんながこの
深林
(
しんりん
)
を
見捨
(
みす
)
てて、
出発
(
しゅっぱつ
)
した
後
(
あと
)
にも、二十や、三十の
蛾
(
が
)
は、みんなといっしょにゆかずにあとにとどまりました。
北海の波にさらわれた蛾
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
二、三
日
(
にち
)
後
(
のち
)
の
晩方
(
ばんがた
)
でした。
先日
(
せんじつ
)
、
話
(
はなし
)
をしたつばめが、
蛾
(
が
)
たちのいるところへきて、
明日
(
あす
)
、
自分
(
じぶん
)
たちは、
島
(
しま
)
に
向
(
む
)
かって
出発
(
しゅっぱつ
)
することを
知
(
し
)
らせました。
北海の波にさらわれた蛾
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ちょうど、このとき、一
時
(
じ
)
も
早
(
はや
)
くかの
女
(
じょ
)
に
出発
(
しゅっぱつ
)
をすすめるように、どこかの
駅
(
えき
)
で
鳴
(
な
)
らす
汽車
(
きしゃ
)
の
汽笛
(
きてき
)
の
音
(
おと
)
が、
青
(
あお
)
ざめた
夜空
(
よぞら
)
に、
遠
(
とお
)
くひびいたのでした。
だまされた娘とちょうの話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
しかし、一
家
(
か
)
の
都合
(
つごう
)
では、どうすることもできません。いよいよ
真吉
(
しんきち
)
の
出発
(
しゅっぱつ
)
の
日
(
ひ
)
がやってきました。お
母
(
かあ
)
さんは、
泣
(
な
)
き
顔
(
がお
)
を
見
(
み
)
せてはいけないと
思
(
おも
)
って
真吉とお母さん
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ある
日
(
ひ
)
のこと、
耳
(
みみ
)
の
遠
(
とお
)
い
娘
(
むすめ
)
は、みんなに
村
(
むら
)
のはずれまで
見送
(
みおく
)
られて、いよいよ
都
(
みやこ
)
に
向
(
む
)
かって
出発
(
しゅっぱつ
)
したのであります。
日がさとちょう
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
はるかな
駅
(
えき
)
を
出発
(
しゅっぱつ
)
するらしい
汽車
(
きしゃ
)
の、
笛
(
ふえ
)
の
音
(
おと
)
がしました。さびしくなって、
内
(
うち
)
へはいると、お
母
(
かあ
)
さんは、ひとり
燈火
(
ともしび
)
の
下
(
した
)
で、お
仕事
(
しごと
)
をしていられました。
夢のような昼と晩
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
曲馬師
(
きょくばし
)
は、
両親
(
りょうしん
)
から
娘
(
むすめ
)
をあずかりました。
娘
(
むすめ
)
は、その
人
(
ひと
)
たちの一
行
(
こう
)
に
加
(
くわ
)
わって、
故郷
(
こきょう
)
を
出発
(
しゅっぱつ
)
したのであります。
笑わない娘
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
元気
(
げんき
)
を
恢復
(
かいふく
)
すると、
彼
(
かれ
)
らは、いよいよ
山
(
やま
)
の
方
(
ほう
)
に
向
(
む
)
かって、
働
(
はたら
)
きにゆくために
出発
(
しゅっぱつ
)
したのです。
彼
(
かれ
)
らは、
山
(
やま
)
へいって、
岩
(
いわ
)
を
砕
(
くだ
)
いたり、
土
(
つち
)
を
掘
(
ほ
)
ったりして
働
(
はたら
)
きました。
砂漠の町とサフラン酒
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
出征
(
しゅっせい
)
の
際
(
さい
)
は、○○
駅
(
えき
)
から、
徳蔵
(
とくぞう
)
さんは、
出発
(
しゅっぱつ
)
したのです。
兵隊
(
へいたい
)
さんを
乗
(
の
)
せた
汽車
(
きしゃ
)
が
通
(
とお
)
ると、
国防婦人
(
こくぼうふじん
)
の
制服
(
せいふく
)
を
着
(
き
)
た
女
(
おんな
)
たちは、
線路
(
せんろ
)
のそばに
並
(
なら
)
んで、
旗
(
はた
)
を
振
(
ふ
)
りました。
とびよ鳴け
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
いっしょに
出発
(
しゅっぱつ
)
しながら、
長
(
なが
)
い
日
(
ひ
)
の
間
(
あいだ
)
には、おくれたり、また
災難
(
さいなん
)
にかかって
死
(
し
)
んだりした
仲間
(
なかま
)
もありました。しかし、これから、
海
(
うみ
)
を
渡
(
わた
)
ることが
困難
(
こんなん
)
だと
思
(
おも
)
っています。
北海の波にさらわれた蛾
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
君
(
きみ
)
が
出発
(
しゅっぱつ
)
する
前
(
まえ
)
に、
平常
(
ふだん
)
から
親
(
した
)
しくしていた、たつ
子
(
こ
)
さんと三
人
(
にん
)
で、あすこの
石
(
いし
)
の
上
(
うえ
)
で、なつみかんや、ゆで
卵
(
たまご
)
を
食
(
た
)
べて、
形
(
かたち
)
ばかりの
送別会
(
そうべつかい
)
をやった、そのとき、ちょうど
風雨の晩の小僧さん
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そして、
夜
(
よる
)
になると
彼
(
かれ
)
らの一
群
(
ぐん
)
は、しばらく
名残
(
なごり
)
を
惜
(
お
)
しむように、
低
(
ひく
)
く
湖
(
みずうみ
)
の
上
(
うえ
)
を
飛
(
と
)
んでいたが、やがて、
K
(
ケー
)
がんを
先頭
(
せんとう
)
に
北
(
きた
)
をさして、
目的
(
もくてき
)
の
地
(
ち
)
に
到達
(
とうたつ
)
すべく
出発
(
しゅっぱつ
)
したのであります。
がん
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
徐州
(
じょしゅう
)
へ
進軍
(
しんぐん
)
のときは、
大雨
(
おおあめ
)
の
後
(
あと
)
だったので、たぶん
僕
(
ぼく
)
たちの
前
(
まえ
)
に
出発
(
しゅっぱつ
)
した
馬
(
うま
)
だろう。
村へ帰った傷兵
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そう
思
(
おも
)
うと、しきりに
帰
(
かえ
)
りたくなるのであります。けれど、
出発
(
しゅっぱつ
)
のさいに
風雨の晩の小僧さん
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
わしは、おどろいて、『えっ、
今夜
(
こんや
)
だけ。』とたずねると、『ぼくは
飛行兵
(
ひこうへい
)
を
志願
(
しがん
)
したので、あす
南方
(
なんぽう
)
へ
出発
(
しゅっぱつ
)
するのです。』といったが、たぶん、あの
学生
(
がくせい
)
さんはかえってこまいと
思
(
おも
)
ったのさ。
新しい町
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
たいていは、
月
(
つき
)
のいい
晩
(
ばん
)
を
見
(
み
)
はからって、
出発
(
しゅっぱつ
)
しました。
赤い船とつばめ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
出発
(
しゅっぱつ
)
の
日
(
ひ
)
には、
送
(
おく
)
るからね。」
世の中へ出る子供たち
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
発
常用漢字
小3
部首:⽨
9画
“出発”で始まる語句
出発前
出発後
出発祝