“制服”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せいふく66.7%
しきせ6.7%
ふく6.7%
ユニフォーム6.7%
ユニフオーム6.7%
ユニホーム6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
拳(こぶし)で荒々(あら/\)しく戸(と)を敲(たゝ)くと、戸(と)は中(なか)から制服(せいふく)を着(つ)けた、圓顏(まるがほ)で蛙(かはづ)のやうに大(おほ)きい眼(め)をしたモ一人(ひとり)の歩兵(ほへい)の手(て)で開(ひら)かれました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
あの嫉妬家(やきもちやき)に奉公(ほうこう)するのはよしゃれ。彼奴(あいつ)の制服(しきせ)は青白(あをじろ)い可嫌(いや)な色(いろ)ぢゃゆゑ、阿呆(あはう)の外(ほか)は誰(た)れも着(き)ぬ、脱(ぬ)いでしまや。……おゝ、ありゃ姫(ひめ)ぢゃ。
海軍の将卒が折々やると云う驟雨浴(しゅううよく)「総員入浴用意!」の一令で、手早く制服(ふく)をぬぎすて、石鹸(しゃぼん)とタオルを両手に抓(つか)んで、真黒の健児共がずらり甲板に列んだ処は、面白い見ものであろう。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎、徳冨蘆花(著)
ついに事務長(パーサー)らしい制服(ユニフォーム)の上級士官が現れて、その取り做(な)しで船の給仕(ボーイ)が私たちの携えてきた贈物一切を両腕に抱えて、ひとまず船長室まで搬(はこ)んで行った。
ナリン殿下への回想 (新字新仮名) / 橘外男(著)
はじめは学校の制服(ユニフオーム)で出かけたのだつたが、不図思ひ直すと、彼は大いそぎで、とつて返して、新しい春の背広服に着換へたりしたのである。
陽に酔つた風景 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
と思うと急に伯父が二十年も若返ってデップリ肥満(ふと)った体躯を船長の制服(ユニホーム)に包んで、快活らしく腕組をしている姿になった。それと共に、船着場に近い穏かな街の景色が見えた。
P丘の殺人事件 (新字新仮名) / 松本泰(著)