“制度”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せいど40.0%
さだめ20.0%
しきたり20.0%
システム20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昭和十年頃は、私は内閣ないかくの法制局長官であった。その頃の制度せいどは今と違っていて、法制局長官は相当要職ようしょくと考えられ、内閣更迭こうてつの場合には法制局長官の人選が相当問題になっていた。
親は眺めて考えている (新字新仮名) / 金森徳次郎(著)
われらの規則おきてあるいは制度さだめを他国の人に通ぜんとする者あらざるべし。
「ところでこれまではその関係あいだがらが主人と家来でございました。殿様と奴隷でございました。でもそれは理窟に合いませぬ。そうして古うございます。そうですふる制度しきたりです。改良あらためなければなりません」
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
小さな船には一人だけ乗っていればいい、そして夜は寝ても差支えないという、再びいう、そういう制度システムだったのである。
運命のSOS (新字新仮名) / 牧逸馬(著)