“さだめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
運命50.0%
28.6%
規定7.1%
命運3.6%
制度1.8%
1.8%
定規1.8%
宿命1.8%
法則1.8%
運命神1.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
アルトニヤ人の大将はびくりとした。彼にはこの生きる運命さだめが死ぬ運命さだめよりも悲しかった。怒りの火炎が眼に燃えて、脣が反った。
(新字新仮名) / フィオナ・マクラウド(著)
流石さすが法体ほつたいの身の、かゝる処に来合はせし事、天の与ふる運命さだめにやあらんずらん。
白くれない (新字新仮名) / 夢野久作(著)
命運さだめなきプーリアの地に、トロイアびとのため、また誤ることなきリヴィオのしるせるごとくいと多くの指輪を 七—
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
あゝ永遠とこしへさだめよ、第一の原因もとを見きはむるをえざる目に汝の根の遠ざかることいかばかりぞや 一三〇—一三二
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
頃日このごろく——當時たうじ唯一ゆいつ交通機關かうつうきくわん江戸えど三度さんどとなへた加賀藩かがはん飛脚ひきやく規定さだめ
麻を刈る (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
で、規定さだめの時刻が来るとやおら信玄は立ち上がった。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
命運さだめを追うてきて歸らむ
藤村詩抄:島崎藤村自選 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
命運さだめよなにのたはむれぞ
藤村詩抄:島崎藤村自選 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
われらの規則おきてあるいは制度さだめを他国の人に通ぜんとする者あらざるべし。
思わぬ人の誰なるかを知りたる時、あめしたに数多く生れたるもののうちにて、この悲しきさだめめぐり合せたる我を恨み、このうれしきさちけたるおのれをよろこびて、楽みと苦みのないまじりたる縄を断たんともせず、この年月としつきを経たり。
薤露行 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
人を殺せば自分も死なねばならぬというまず世の中に定規さだめがあるから、我身わがみを投出して、つまり自分が死んでかかって、そうしてその憎い奴を殺すのじゃ。
化銀杏 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
その水は、光がその水面に閃いていて、私が岸に何も知らずに立っている時に、永遠の氷にとざされる宿命さだめになっていたのだ。
その書物は、私がたった一頁だけ読んでしまうと、永久に永久にぴたりと閉じられる宿命さだめになっていたのだ。
天地てんちあいだにはそこにうごかすことのできぬ自然しぜん法則さだめがあり、竜神りゅうじんでも、人間にんげんでも、その法則さだめそむいては何事なにごともできぬ。
念力ねんりき無論むろん大切たいせつで、念力ねんりきなしには小雨こさめひとらせることもできぬが、しかしその念力ねんりきは、なにいても自然しぜん法則さだめかなうことが肝要かんようじゃ。
運命神さだめをこそはしのびしか。
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)