白すみれとしいの木しろすみれとしいのき
北の方のある村に、仲のよくない兄弟がありました。父親の死んだ後は兄は弟をば、むごたらしいまでに、いじめました。 弟は、どちらかといえば、気のきかない、おんぼりとした質で、学校へ行っても、あまり物事をよく覚えませんでした。だから、兄は弟をば、 …
作品に特徴的な語句
うえ 手向てむ こお 故郷こきょう がた 最初さいしょ 温泉おんせん やわ あた なか あお からだ なん あに はい こご そと 夜明よあ たい かれ なつ ほう 月光げっこう のぞ たたみ はら たきぎ おぼ ひび 一人ひとり 一粒ひとつぶ した 下界げかい 不運ふうん うち 五日いつか 人間にんげん 今夜こんや なか やす おれ にい 兄弟きょうだい ひかり 六日むいか ふゆ 出発しゅっぱつ まえ きた いのち かた なつ 姿すがた 学校がっこう うち さむ 小屋こや 少年しょうねん やま 山中やまなか 山影やまかげ しま かえ 平坦へいたん おとうと あと 後悔こうかい おも こい わる かな