“しゅっぱつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
出発100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほしがすっかりきえました。ひがしそらしろくもえているようです。がにわかにざわざわしました。もう出発しゅっぱつもないのです。
いちょうの実 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
それからまもなく、カラスたちは出発しゅっぱつしました。いままでのところでは、スモーランドは話に聞いているほど、みすぼらしい土地のようではありませんでした。
いよいよごんごろがね出発しゅっぱつした。老人達ろうじんたちは、またほとけ御名みなとなえながら、かねにむかって合掌がっしょうした。
ごんごろ鐘 (新字新仮名) / 新美南吉(著)