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沈鬱
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ちんうつ
ふりがな文庫
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沈鬱
(
ちんうつ
)” の例文
午前中、彼女は
沈鬱
(
ちんうつ
)
で、あまり口もきかず、何か距離に関するらしい計算を小声でつぶやきながら、敷布に折り目をつけたりしていた。
レ・ミゼラブル:04 第一部 ファンテーヌ
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
そう明は
沈鬱
(
ちんうつ
)
な顔つきで考え続けながら、冬らしい日差しのちらちらしている構内を少し背をこごめ気味にして歩いて行った。
菜穂子
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
鴎座
(
かもめざ
)
の時には、ただもうわくわくして、
空騒
(
からさわ
)
ぎをしたものだが、こんどは、もう冗談ではない。
沈鬱
(
ちんうつ
)
な気さえするのである。
正義と微笑
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
そんな時には
常蒼
(
つねあお
)
い顔に
紅
(
くれない
)
が
潮
(
ちょう
)
して来て、別人のように能弁になる。それが過ぎると反動が来て、
沈鬱
(
ちんうつ
)
になって頭を
低
(
た
)
れ手を
拱
(
こまね
)
いて黙っている。
護持院原の敵討
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
悲惨なお柳の
死状
(
しにざま
)
が、さまざまに想像された。おそろしい
沈鬱
(
ちんうつ
)
に陥ってしまった発狂者は、不断は兄や
嫂
(
あによめ
)
などとめったに口を利くこともなかった。
爛
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
▼ もっと見る
秋の夕暮の
杜
(
もり
)
の景色や、
冬枯
(
ふゆがれ
)
野辺の景色や、なんでも
沈鬱
(
ちんうつ
)
な景色が幻のように見えるかと思うと
遽
(
たちま
)
ち消えてしまう。
面影:ハーン先生の一周忌に
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
額
(
ひたい
)
も
頬
(
ほお
)
もがつしりしてゐて、熱情家らしい黒目勝ちの大きい眼が絶えず
慄
(
ふる
)
へてゐるやうに見えた。
沈鬱
(
ちんうつ
)
と
焦躁
(
しょうそう
)
が、ときどきこの少年に目立つて見えた。
蝙蝠
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
かれの
沈鬱
(
ちんうつ
)
はそこにある。また、わしの見解があやまったにしろ、ひとりや二人の人物を助けたとて、
大勢
(
たいせい
)
の上にどれほどな違いを来たすものじゃない。
鳴門秘帖:06 鳴門の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
お種の写真顔は、
沈鬱
(
ちんうつ
)
な、厳粛な忠寛の
容貌
(
おもばせ
)
をそのまま見るように
撮
(
と
)
れた。三吉の眼にも、木曾で毎日一緒に居た姉の笑顔を見るような気がしなかった。
家:01 (上)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
もう一人ねずみ色の地味な服を着た色の白い鼻の高い若い女は
沈鬱
(
ちんうつ
)
な顔をしてマンドリンをかき鳴らしている。
旅日記から
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
たまに向うから話し掛けられでもすると、なおの事警戒を加えたくなりました。私の心は
沈鬱
(
ちんうつ
)
でした。鉛を
呑
(
の
)
んだように重苦しくなる事が時々ありました。
こころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
彼
(
かれ
)
が
什麽
(
どんな
)
に
惜
(
をし
)
んでも
叺
(
かます
)
の
中
(
なか
)
の
減
(
へ
)
つて
行
(
ゆ
)
くのを
防
(
ふせ
)
ぐことは
出來
(
でき
)
ない。
然
(
しか
)
も
寡言
(
むくち
)
な
彼
(
かれ
)
は
徒
(
いたづ
)
らに
自分
(
じぶん
)
獨
(
ひとり
)
が
噛
(
か
)
みしめて、
絶
(
た
)
えず
只
(
たゞ
)
憔悴
(
せうすゐ
)
しつゝ
沈鬱
(
ちんうつ
)
の
状態
(
じやうたい
)
を
持續
(
ぢぞく
)
した。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
しかし、フィリップの悲しみは、仲間の一匹の苦しむ様子をそばで見ている動物のそれのように
沈鬱
(
ちんうつ
)
である。
博物誌
(新字新仮名)
/
ジュール・ルナール
(著)
界隈
(
かいわい
)
の
景色
(
けしき
)
がそんなに
沈鬱
(
ちんうつ
)
で、
濕々
(
じめ/\
)
として
居
(
ゐ
)
るに
從
(
したが
)
うて、
住
(
す
)
む
者
(
もの
)
もまた
高聲
(
たかごゑ
)
ではものをいはない。
歩行
(
あるく
)
にも
内端
(
うちわ
)
で、
俯向
(
うつむ
)
き
勝
(
がち
)
で、
豆腐屋
(
とうふや
)
も、
八百屋
(
やほや
)
も
默
(
だま
)
つて
通
(
とほ
)
る。
三尺角
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
その揺めく炎は、消えかかった
蒼白
(
あおじろ
)
い明るみとぶつかって、室の重々しい
薄闇
(
うすやみ
)
をいっそう
沈鬱
(
ちんうつ
)
になしていた。メルキオルが窓のそばにすわって、声をたてて泣いていた。
ジャン・クリストフ:04 第二巻 朝
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
精神の異常な昂揚と、異常な
沈鬱
(
ちんうつ
)
とが、交互に訪れる。それもひどい時は一日に数回繰返して。
光と風と夢
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
弟はそういうと
沈鬱
(
ちんうつ
)
な顔貌で微笑って見せた。姉はその顔を何時ものように不思議そうにながめ、なぜか身内に冷たい汗のようなものを感じた。しかし不快な気もちではなかった。
童話
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
何の不思議もないことでしたが、しかし通りすぎていった人の顔に、通りすぎていった馬の蹄に、犬にも駕籠にも
沈鬱
(
ちんうつ
)
と言うか、緊張と言うか、言いがたい重苦しさが見えるのです。
旗本退屈男:07 第七話 仙台に現れた退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
私にはおかみさんのかおかたちがいちばんはっきり思い出される。貸座敷の
新造
(
しんぞう
)
によく見かけるタイプの人であった。弟の人は
痩形
(
やせがた
)
の色の黒い、どことなく
沈鬱
(
ちんうつ
)
な感じの人であった。
生い立ちの記
(新字新仮名)
/
小山清
(著)
食事のときも、集っている将校たちのどの顔も
沈鬱
(
ちんうつ
)
な表情だったが、栖方だけ一人
活
(
い
)
き
活
(
い
)
きとし笑顔で、
肱
(
ひじ
)
を高くビールの
壜
(
びん
)
を梶のコップに傾けた。フライやサラダの皿が出たとき
微笑
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
そのうしろを、黒鉛のような夕暮の色が
沈鬱
(
ちんうつ
)
にし、金色の射る矢の光が
荘厳
(
そうごん
)
にする。
大菩薩峠:25 みちりやの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
話を聽くうちに、平次は次第に
沈鬱
(
ちんうつ
)
になつて、深々と考へ込んでしまつたのです。
銭形平次捕物控:305 美しき獲物
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
あなたと別れてから、私は急に淋しくなり、
沈鬱
(
ちんうつ
)
な気分におそわれ、とりとめもないメランコリーに身をまかせてしまいました。私がたよりをしなかったのはそのためでした。赦して下さい。
青春の息の痕
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
……ぼくはまるで詰所での最初の一日のような
暗澹
(
あんたん
)
とした気分のまま、それからだれとも口をきかず
沈鬱
(
ちんうつ
)
に二時間ほどを過すと、思いついて、久しぶりに硬いゴムの冷たいボールを手にして
煙突
(新字新仮名)
/
山川方夫
(著)
「いや、ぼくには別に考えがある。次郎は国を出てから急に
沈鬱
(
ちんうつ
)
になって、しじゅうなにか考えこんでいるのはどうもへんだと思う、このばあいぼくはかれにそのことをたずねてみたいと思う」
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
平生
(
へいぜい
)
多弁
(
たべん
)
の老人はかえって顔に
不安
(
ふあん
)
沈鬱
(
ちんうつ
)
のくもりを
宿
(
やど
)
し、あいさつもものういさまである。その
気違
(
きちが
)
いというはこの
老人
(
ろうじん
)
の
前妻
(
ぜんさい
)
なのだ。長女お
政
(
まさ
)
が十二のときにまったくの
精神病
(
せいしんびょう
)
となったのである。
告げ人
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
乳
(
ちゝ
)
を
混
(
こん
)
ぜざる
濃茶
(
のうちや
)
を
喜
(
よろこ
)
び、
水
(
みづ
)
を
割
(
わ
)
らざる
精酒
(
せいしゆ
)
を
飮
(
の
)
み、
沈鬱
(
ちんうつ
)
にして
敢爲
(
かんい
)
、
堅
(
かた
)
く
國立
(
こくりつ
)
の
宗教
(
しゆうきよう
)
を
持
(
ぢ
)
し、
深
(
ふか
)
く
祖先
(
そせん
)
の
業
(
げふ
)
を
重
(
おも
)
んず、
工業
(
こうげう
)
甚
(
はなは
)
だ
盛
(
さかん
)
ならざるが
故
(
ゆゑ
)
に
中等社界
(
ちうとうしやくわい
)
の
存
(
そん
)
するところ
多
(
おほ
)
くは
粗朴
(
そぼく
)
なる
農民
(
のうみん
)
にして
罪と罰(内田不知庵訳)
(旧字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
宮内は
沈鬱
(
ちんうつ
)
な顔つきで、世間話を口重そうに語り出した。
討たせてやらぬ敵討
(新字新仮名)
/
長谷川伸
(著)
幸福中にもまた満足中にも人をして
沈鬱
(
ちんうつ
)
に後方をふり返り見させる記憶の
纒綿
(
てんめん
)
から、彼が免れていたと思ってはいけない。
レ・ミゼラブル:08 第五部 ジャン・ヴァルジャン
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
私はその
沈鬱
(
ちんうつ
)
な声がいつまでも忘れられない。
晩方
(
ばんがた
)
の寒い天気に、男の鼻息が白く凍って見えた。私も母の真似をして頭を下げてその前を通ったのである。
北の冬
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
暑中に冷蔵庫へ
這入
(
はい
)
った時の感じは、あれは正当なる涼しさとは少しちがう。あれは無意味なる
沈鬱
(
ちんうつ
)
である。
さまよえるユダヤ人の手記より
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
けれどその後はすぐ——当面の問題と
沈鬱
(
ちんうつ
)
の色に返った。貞昌はさっきからじっと自分の前に平伏している
強右衛門
(
すねえもん
)
に向って、初めて力づよく、こういった。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
けれど、主人一平氏は家庭に
於
(
おい
)
て、平常、
大方
(
おおかた
)
無口で、
沈鬱
(
ちんうつ
)
な顔をして居ます。この沈鬱は氏が
生来
(
せいらい
)
持つ現世に対する虚無思想からだ、と氏はいつも申します。
岡本一平論:――親の前で祈祷
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
界隈
(
かいわい
)
の景色がそんなに
沈鬱
(
ちんうつ
)
で、
湿々
(
じめじめ
)
として居るに
従
(
したご
)
うて、住む者もまた
高声
(
たかごえ
)
ではものをいわない。
歩行
(
あるく
)
にも
内端
(
うちわ
)
で、
俯向
(
うつむ
)
き
勝
(
がち
)
で、豆腐屋も、
八百屋
(
やおや
)
も黙って通る。
三尺角
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
急に三吉は
沈鬱
(
ちんうつ
)
な心の底から浮び上ったように笑った。正太と一緒に坐って、
兜町
(
かぶとちょう
)
の方の
噂
(
うわさ
)
を始めた。
家:02 (下)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
ちろちろと
鐵瓶
(
てつびん
)
の
尻
(
しり
)
から
燃
(
も
)
えのぼる
火
(
ひ
)
は
周圍
(
しうゐ
)
の
闇
(
やみ
)
に
包
(
つゝ
)
まれながら
窶
(
やつ
)
れた
卯平
(
うへい
)
の
顏
(
かほ
)
にほの
明
(
あか
)
るい
光
(
ひかり
)
を
添
(
そ
)
へた。
彼
(
かれ
)
は
勢
(
いきほ
)
ひない
焔
(
ほのほ
)
の
前
(
まへ
)
に
目
(
め
)
を
瞑
(
つぶ
)
つた
儘
(
まゝ
)
只
(
たゞ
)
沈鬱
(
ちんうつ
)
の
状態
(
じやうたい
)
を
保
(
たも
)
つた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
そんな事を聞いて、七月から又前とは少しも変らない
沈鬱
(
ちんうつ
)
そうな様子で建築事務所に通っていた都築明が、築地のその病院へ見舞に行ったのは、九月も末近い或日だった。
菜穂子
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
時にはいくら飲んでもこうした仮装状態にさえ
入
(
はい
)
り込めないでむやみに沈んで行く場合も出て来ます。その上技巧で愉快を買った
後
(
あと
)
には、きっと
沈鬱
(
ちんうつ
)
な反動があるのです。
こころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
敗れた埃及軍を追うて、
古
(
いにしえ
)
の
白壁
(
しらかべ
)
の都メムフィスに入城した時、パリスカスの
沈鬱
(
ちんうつ
)
な興奮は
更
(
さら
)
に著しくなった。
癲癇
(
てんかん
)
病者の
発作
(
ほっさ
)
直前の様子を思わせることもしばしばである。
木乃伊
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
彼はその眼を忘れることができなかった。その奥底に眠ってる
沈鬱
(
ちんうつ
)
な魂を今や知りながらも、彼はなお見たいと思うとおりに、最初見たとおりに、その眼を見つづけていた。
ジャン・クリストフ:06 第四巻 反抗
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
僕の顔は、ただのっぺりと白くて、それに
頬
(
ほっ
)
ぺたが赤くて、少しも
沈鬱
(
ちんうつ
)
なところがない。頬ぺたを
蛭
(
ひる
)
に吸わせると、頬の赤みが取れるそうだが、気味が悪くて、決行する勇気は無い。
正義と微笑
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
今実際にみたような
沈鬱
(
ちんうつ
)
な人物であろうとは、決して思っていなかった。
百物語
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
「なに、それならまだ諦めようもございますが……」と、長屋の人々は、
沈鬱
(
ちんうつ
)
に、ひとしく首を垂れて
治郎吉格子
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
これを、花やかに美しい、たとえばおとぎ話の王女のようなベコニアと並べて見た時には、ちょうど重々しく
沈鬱
(
ちんうつ
)
なしかも若く美しい公子でも見るような気がした。
病室の花
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
窃盗品でいっぱいになってる
背嚢
(
はいのう
)
を背に負い、決然たるしかも
沈鬱
(
ちんうつ
)
なる顔をし、のろうべき
企
(
たく
)
らみに満ちてる思念をいだいて、そこに彼の前に立っていたのである。
レ・ミゼラブル:04 第一部 ファンテーヌ
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
戦時の空気はそれほど濃い
沈鬱
(
ちんうつ
)
なものと成って来ていた。岸本は水を打ったようにシーンとしたこの町の光景を自分の部屋から眺めて、数月前よりは
反
(
かえ
)
って一層胸を打たれた。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
それは、アバディーン地方特有の東北風が連日、雨と
雹
(
ひょう
)
とを伴って
吹荒
(
ふきすさ
)
む
沈鬱
(
ちんうつ
)
な八月であった。スティヴンスンの身体は例によって悪かった。或日エドモンド・ゴスが訪ねて来た。
光と風と夢
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
ジョルジュのほうでは気にも止めなかったが、彼女はかくて
沈鬱
(
ちんうつ
)
な惨めな年を送った。
ジャン・クリストフ:12 第十巻 新しき日
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
湿気を含んだ空気は、
沈鬱
(
ちんうつ
)
に
四辺
(
あたり
)
を落着かせた。高く
秀
(
ひい
)
でた木の枝が、風に
撓
(
たわ
)
んで、伏しては、また起き上り、また打ち伏していた。他の低い木の枝は、右に泳ぎ、左に返っていた。
森の暗き夜
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
暗澹
(
あんたん
)
。
沈鬱
(
ちんうつ
)
。われ山にむかいて目をあぐ。わが
扶助
(
たすけ
)
はいずこよりきたるや。
正義と微笑
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
“沈鬱”の意味
《名詞・形容動詞》
沈 鬱(ちんうつ)
心が晴れない様子。
(出典:Wiktionary)
沈
常用漢字
中学
部首:⽔
7画
鬱
常用漢字
中学
部首:⾿
29画
“沈”で始まる語句
沈
沈黙
沈着
沈湎
沈澱
沈淪
沈默
沈香
沈吟
沈丁花