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湿々
ふりがな文庫
“湿々”の読み方と例文
旧字:
濕々
読み方
割合
じめじめ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じめじめ
(逆引き)
枕は
脂染
(
あぶらじ
)
みた木枕で、気味も悪く頭も痛い。私は持合せの手拭を巻いて
支
(
か
)
った。布団は垢で
湿々
(
じめじめ
)
して、何ともいえない臭がする。
世間師
(新字新仮名)
/
小栗風葉
(著)
「同じ酒を
酌
(
く
)
むなら、どこか、広濶な天地へ出て酌みましょう。
湿々
(
じめじめ
)
した谷間にかくれていたので、暗い所は閉口ですから」
旗岡巡査
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「それも如才なく、
昨夜
(
ゆうべ
)
のうちに見ておきましたよ。雨戸は中から締っているし、
湿々
(
じめじめ
)
した軒下に足跡一つねえ」
銭形平次捕物控:026 綾吉殺し
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
湿々(じめじめ)の例文をもっと
(13作品)
見る
湿
常用漢字
中学
部首:⽔
12画
々
3画
“湿”で始まる語句
湿
湿気
湿地
湿潤
湿布
湿疹
湿地茸
湿瘡
湿婆
湿度
“湿々”のふりがなが多い著者
小栗風葉
久米正雄
徳田秋声
吉川英治
石川啄木
堀辰雄
泉鏡花
野村胡堂