“湿度”の読み方と例文
読み方割合
しつど100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたしの部屋には画架のほかに籐椅子の一脚あるだけだった。籐椅子は空気の湿度しつどの加減か、時々誰も坐らないのにとうのきしむ音をさせることもあった。
(新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
それから湿度しつどは四十パーセント程度に保たれています。ですから、これまでの地下のようなじめじめした感じや、むしあつくて苦しいなどということもありません。
三十年後の東京 (新字新仮名) / 海野十三(著)