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蹲
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うづくま
ふりがな文庫
“
蹲
(
うづくま
)” の例文
今まで下に
蹲
(
うづくま
)
つてゐたのが、急に飛び立つたと思ひますと、兩手を前へ伸した儘、車の方へ思はず知らず走りかゝらうと致しました。
地獄変
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
ミサを読んでしまつて、マリア・シユネエの司祭は
贄卓
(
したく
)
の階段を四段降りて、くるりと向き直つて、レクトリウムの
背後
(
うしろ
)
に
蹲
(
うづくま
)
つた。
祭日
(新字旧仮名)
/
ライネル・マリア・リルケ
(著)
僕がこゝに來ようと思つてね、あの專賣局の裏道を來ると、まつ暗い中に一人の女が
蹲
(
うづくま
)
つてゐるんだ。そして何か
獨語
(
ひとりごと
)
をいつてるんだ。
輝ける朝
(旧字旧仮名)
/
水野仙子
(著)
夫婦
(
ふうふ
)
はこれに
刎起
(
はねお
)
きたが、
左右
(
さいう
)
から
民子
(
たみこ
)
を
圍
(
かこ
)
つて、
三人
(
さんにん
)
六
(
むつ
)
の
目
(
め
)
を
注
(
そゝ
)
ぐと、
小暗
(
をぐら
)
き
方
(
かた
)
に
蹲
(
うづくま
)
つたのは、
何
(
なに
)
ものかこれ
唯
(
たゞ
)
一
羽
(
は
)
の
雁
(
かり
)
なのである。
雪の翼
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
だから、どんなに遠くにゐる牛でも、林の中にぢつと
蹲
(
うづくま
)
つてゐるのも、すぐに目につく。そしてびつくりするほど大きく見える。
南方
(旧字旧仮名)
/
田畑修一郎
(著)
▼ もっと見る
まるで苦行者が苦行をでもつづけるやうに自分自身の気分を燃える炎のなかに見つめて、犬や猫にとり囲まれて
蹲
(
うづくま
)
つて居る自分。
田園の憂欝:或は病める薔薇
(新字旧仮名)
/
佐藤春夫
(著)
平八郎父子が物を言ひ掛ければ、驚いたやうに返事をするが、其
間々
(
あひだ/\
)
は焚火の前に
蹲
(
うづくま
)
つて、
現
(
うつゝ
)
とも
夢
(
ゆめ
)
とも分からなくなつてゐる。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
獨木舟
(
カヌー
)
の置いてある室の奧に、一段
床
(
ゆか
)
を高くした部屋があり、其處に家族等が
蹲
(
うづくま
)
つたり、寢そべつたりしてゐるらしい。
環礁:――ミクロネシヤ巡島記抄――
(旧字旧仮名)
/
中島敦
(著)
低い戸の
側
(
そば
)
に、
沢
(
つや
)
の
好
(
い
)
い、黒い大きい、猫が
蹲
(
うづくま
)
って、
日向
(
ひなた
)
を見詰めていて、己が側へ寄っても知らぬ顔をしている。
冬の王
(新字新仮名)
/
ハンス・ランド
(著)
彼は
戸口
(
かどぐち
)
に
蹲
(
うづくま
)
りて動かず。婢は様々に
言作
(
いひこしら
)
へて
賺
(
すか
)
しけれど、一声も耳には
入
(
い
)
らざらんやうに、
石仏
(
いしぼとけ
)
の如く応ぜざるなり。彼は
已
(
や
)
む無くこれを奥へ告げぬ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
胃から血を吐いて三日苦しんで死んだ、彼女の夫の記憶が、あの時の物凄い光景が、今も視凝めてゐる箸のさきの、灰の上に灰のやうに静かに
蹲
(
うづくま
)
ってゐる。
夕凪
(新字旧仮名)
/
原民喜
(著)
ケルベロスは煖炉の正面に
蹲
(
うづくま
)
つて白い色の化物のやうに、ぢつと火を見詰めてゐる。折々振り返つて己の方を見る、その目には感謝と忠実とが映じてゐる。
樺太脱獄記
(新字旧仮名)
/
ウラジミール・ガラクティオノヴィチ・コロレンコ
(著)
帆は風に
饜
(
あ
)
きて、舟は忽ち外海に
※
(
はし
)
り出で、我は
艙板
(
ふないた
)
の上に坐して、藍碧なる波の起伏を眺め居たるに、傍に一少年の
蹲
(
うづくま
)
れるありて、ヱネチアの
俚謠
(
ひなうた
)
を歌ふ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
右に
蹲
(
うづくま
)
るのがライオン岩、深巌とした赭黒である。と、舟は直ちに遊仙ヶ岡の碧潭にさしかかる。
日本ライン
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
風鈴草
(
ふうりんさう
)
、
色
(
いろ
)
つぽい
音
(
ね
)
の鈴、春ここにちりりんと鳴る、
榛
(
はしばみ
)
の樹が作る
筋違骨
(
すぢかひぼね
)
の
下
(
した
)
に
蹲
(
うづくま
)
る色よい
少女
(
をとめ
)
。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
父は店先でトン/\と桶の
箍
(
たが
)
を
篏
(
い
)
れてゐたし、母は水汲に出て行つた後で私は
悄然
(
せうぜん
)
と圍爐裏の隅に
蹲
(
うづくま
)
つて、もう人顏も見えぬ程薄暗くなつた中に、焚火の中へ竹屑を投げ入れては
二筋の血
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
まんなかに富士があつて、その下に河口湖が白く寒々とひろがり、近景の山々がその両袖にひつそり
蹲
(
うづくま
)
つて湖を抱きかかへるやうにしてゐる。私は、ひとめ見て、狼狽し、顔を赤らめた。
富嶽百景
(新字旧仮名)
/
太宰治
(著)
月の光は青白く落ちて、一層
凄愴
(
せいさう
)
とした死の思を添へるのであつた。人々は同じやうに冷い光と夜気とを浴び乍ら、巡査や医者の来るのを
待佗
(
まちわ
)
びて居た。あるものは影のやうに
蹲
(
うづくま
)
つて居た。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
とお雪さんが、何かしら狼狽の有様で、例のぱちくりする眼で素早く四方を見𢌞したが、急に
態
(
わざ
)
とらしい咳払ひと共に立上つて、界の襖を引開けた。そしてそこの暗い片隅に
蹲
(
うづくま
)
つてゐた私を見て
乳の匂ひ
(新字旧仮名)
/
加能作次郎
(著)
方二間ほどの鉄の檻の中には、彼の求むる虎其物が、懶げに前足を揃へて
蹲
(
うづくま
)
つてゐた。その薄汚れた毛並みと、どんより曇つた日のやうな眼光が、先づ彼の眼に入つた時、彼は
鳥渡
(
ちよつと
)
した落胆を感じた。
虎
(新字旧仮名)
/
久米正雄
(著)
(
蹲
(
うづくま
)
る)
職業(教訓劇)
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
今まで下に
蹲
(
うづくま
)
つてゐたのが、急に飛び立つたと思ひますと、両手を前へ伸した儘、車の方へ思はず知らず走りかゝらうと致しました。
地獄変
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
止り木から下りて、綿の上に
蹲
(
うづくま
)
つてゐる。寒いのであらう。之では長くもつまいと思ふ。いよ/\仕方がなければ動物園へ持つて行くことにしよう。
かめれおん日記
(旧字旧仮名)
/
中島敦
(著)
閭
(
りよ
)
が
其
(
その
)
視線
(
しせん
)
を
辿
(
たど
)
つて、
入口
(
いりくち
)
から一
番
(
ばん
)
遠
(
とほ
)
い
竈
(
かまど
)
の
前
(
まへ
)
を
見
(
み
)
ると、そこに
二人
(
ふたり
)
の
僧
(
そう
)
の
蹲
(
うづくま
)
つて
火
(
ひ
)
に
當
(
あた
)
つてゐるのが
見
(
み
)
えた。
寒山拾得
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
狂女は不在と聞きて
敢
(
あへ
)
て争はず、
昨日
(
きのふ
)
の如く、ここにて
帰来
(
かへり
)
を待たんとて、
同
(
おなじ
)
き処に同き形して
蹲
(
うづくま
)
れり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
その漸く近づくを
候
(
うかゞ
)
へば、靜かに
艣
(
ろ
)
を
搖
(
うごか
)
すものは一人の老翁なり。艣の一たび水を打つごとに、波は
薔薇花紅
(
ばらいろべに
)
を染め出せり。舟の
舳
(
へさき
)
に一人の
蹲
(
うづくま
)
れるあり。その
形女子
(
をみなご
)
に似たり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
異樣な小屋が、泥沼と化した泉のほとりに、
渇
(
かわ
)
いたやうに、
蹲
(
うづくま
)
つてゐるばかり。いづこにも塔らしいものは見えぬ。さうしていつも同じやうな眺め。眼が二つあつても、なんにもならない。
旗手クリストフ・リルケ抄
(旧字旧仮名)
/
ライネル・マリア・リルケ
(著)
と
沓脱
(
くつぬぎ
)
の
傍
(
そば
)
へ
蹲
(
うづくま
)
つて、
揉手
(
もみで
)
をしながら、
圖々
(
づう/\
)
しい
男
(
をとこ
)
で、ずツと
顏
(
かほ
)
を
突出
(
つきだ
)
した。
片しぐれ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
千曲川の水は黄緑の色に濁つて、声も無く流れて遠い海の方へ——其岸に
蹲
(
うづくま
)
るやうな低い
楊柳
(
やなぎ
)
の枯々となつた
光景
(
さま
)
——あゝ、依然として
旧
(
もと
)
の通りな山河の眺望は、一層丑松の目を
傷
(
いた
)
ましめた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
日が暮れるまで大きい
圍爐裏
(
ゐろり
)
の隅に
蹲
(
うづくま
)
つて、浮かぬ顏をして火箸許り
弄
(
いぢ
)
つてゐたので、父は夕飯が濟んでから、黒い羊羹を二本買つて來て呉れて、お前は一番
稚
(
ちいさ
)
いのだからと言つて慰めて呉れた。
二筋の血
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
猫は猫で、そこの板間の端に来て彼の顔に近く
蹲
(
うづくま
)
つた。
田園の憂欝:或は病める薔薇
(新字旧仮名)
/
佐藤春夫
(著)
が、その中でもたつた一人、座敷の隅に
蹲
(
うづくま
)
つて、ぴつたり畳にひれ伏した儘、
慟哭
(
どうこく
)
の声を洩してゐたのは、
正秀
(
せいしう
)
ではないかと思はれる。
枯野抄
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
いちは殆どかうなるのを待ち構へてゐたやうに、そこに
蹲
(
うづくま
)
つて、懷中から書附を出して、眞先にゐる
與力
(
よりき
)
の前に差し附けた。まつと長太郎も一しよに蹲つて禮をした。
最後の一句
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
年久く
飼
(
かは
)
るる
老猫
(
ろうみよう
)
の
凡
(
およ
)
そ
子狗
(
こいぬ
)
ほどなるが、棄てたる雪の
塊
(
かたまり
)
のやうに
長火鉢
(
ながひばち
)
の
猫板
(
ねこいた
)
の上に
蹲
(
うづくま
)
りて、前足の
隻落
(
かたしおと
)
して
爪頭
(
つまさき
)
の灰に
埋
(
うづも
)
るるをも知らず、
齁
(
いびき
)
をさへ
掻
(
か
)
きて
熟睡
(
うまい
)
したり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
筋骨逞ましき男六人
艣
(
ろ
)
を
搖
(
うごか
)
せり。畫にしても見まほしき美少年一人
柁
(
かぢ
)
の傍に
蹲
(
うづくま
)
りたるが、名を問へばアルフオンソオと答ふ。水は緑いろにして
透
(
す
)
き
徹
(
とほ
)
り、
硝子
(
ガラス
)
もて張りたる如し。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
と
遥
(
はる
)
かに
犬
(
いぬ
)
が
長吠
(
ながぼえ
)
して、
可忌
(
いまは
)
しく
夜陰
(
やいん
)
を
貫
(
つらぬ
)
いたが、
瞬
(
またゝ
)
く
間
(
ま
)
に、
里
(
さと
)
の
方
(
はう
)
から、
風
(
かぜ
)
のやうに
颯
(
さつ
)
と
来
(
き
)
て、
背後
(
うしろ
)
から、
足代場
(
あじろば
)
の
上
(
うへ
)
に
蹲
(
うづくま
)
つた——
法衣
(
ころも
)
の
袖
(
そで
)
を
掠
(
かす
)
めて
飛
(
と
)
んだ、トタンに
腥
(
なまぐさ
)
い
獣
(
けもの
)
の
香
(
にほひ
)
がした。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
目をパチ/\して
蹲
(
うづくま
)
ってゐるのを見付けた——
心の姿の研究
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
亜欧堂田善
(
あおうだうでんぜん
)
の
銅版画
(
どうばんぐわ
)
の森が、時代のついた薄明りの中に、太い枝と枝とを
交
(
か
)
はしてゐる。その枝の上に
蹲
(
うづくま
)
つた、
可笑
(
をか
)
しい程悲しいお前の眼つき……
動物園
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
ふと見れば、
桟橋
(
さんばし
)
に一
艘
(
さう
)
の舟が
繋
(
つな
)
いであつた。船頭が一人
艫
(
とも
)
の方に
蹲
(
うづくま
)
つてゐる。土地のものが火事なんぞの時、荷物を積んで逃げる、
屋形
(
やかた
)
のやうな、余り大きくない舟である。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
と
沓脱
(
くつぬぎ
)
の
傍
(
かたはら
)
へ
蹲
(
うづくま
)
つて
揉手
(
もみで
)
をしながら、
※々
(
づう/\
)
しい
男
(
をとこ
)
で、づツと
顏
(
かほ
)
を
突出
(
つきだ
)
した。
二た面
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
うるがんはこの悪魔が、或は塔の
九輪
(
くりん
)
の上に手を
拍
(
う
)
つて踊り、或は
四
(
よ
)
つ
足門
(
あしもん
)
の屋根の下に日の光を恐れて
蹲
(
うづくま
)
る恐しい姿を
度々
(
たびたび
)
見た。いやそればかりではない。
悪魔
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
道柏は一座へ禮をした後、つと利章の面前に進んで、そこに
蹲
(
うづくま
)
つた。そして「道柏がすわるのぢや、少し下がつて貰はう」と聲を掛けた。利章は「おすわりなされい」と云つて動かずにゐた。
栗山大膳
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
雪枝
(
ゆきえ
)
は
其
(
そ
)
の
美女
(
たをやめ
)
を
前
(
まへ
)
に
盤石
(
ばんじやく
)
を
隔
(
へだ
)
てゝ
蹲
(
うづくま
)
つたのである……
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
その後に又一人、同じやうな烏帽子狩衣の
蹲
(
うづくま
)
つたのは、多分召し連れた弟子の一人ででもございませうか。
地獄変
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
八はその儘そこに
蹲
(
うづくま
)
つてしまつた。
金貨
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
自分は
無暗
(
むやみ
)
に書物ばかり積んである書斎の中に
蹲
(
うづくま
)
つて、寂しい春の松の内を
甚
(
はなはだ
)
だらしなく消光してゐた。
東京小品
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
加之
(
しかのみならず
)
、右紅毛人の
足下
(
あしもと
)
には、篠、髪を乱し候儘、娘
里
(
さと
)
を掻き抱き候うて、失神致し候如く、
蹲
(
うづくま
)
り居り候。
尾形了斎覚え書
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
それが互に膝をつき合せて
凡
(
およそ
)
まん中どころに
蹲
(
うづくま
)
つたが、何分舟が小さいので、窮屈な事
夥
(
おびただ
)
しい。そこへ又人が多すぎたせゐか、ともすれば、
舷
(
ふなべり
)
が水にひたりさうになる。
世之助の話
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
娘の「こひさん」に胸を破つた翁と「しめおん」とは、その枕がみに
蹲
(
うづくま
)
つて、何かと介抱を致いて居つたが、「ろおれんぞ」の息は、刻々に短うなつて、
最期
(
さいご
)
ももはや遠くはあるまじい。
奉教人の死
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
老人は、
蹲
(
うづくま
)
つたまま泣いてゐる。兎は何度も後をふりむきながら、舟の方へ歩いてゆく。その空には、舌切雀のかすかな羽音がして、あけ方の半透明な光も、何時か少しづつひろがつて来た。
かちかち山
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“蹲(つくばい)”の解説
つくばい(蹲踞、蹲)とは、日本庭園の添景物の一つで露地(茶庭)に設置される。茶室に入る前に、手を清めるために置かれた背の低い手水鉢に役石をおいて趣を加えたもの。
(出典:Wikipedia)
蹲
漢検1級
部首:⾜
19画
“蹲”を含む語句
蹲踞
蹲居
蹲跼
蹲螭
落蹲
犬蹲
掻蹲
蹲石
蹲裾
蹲跪
蹲踞込
蹲躅
蹲込