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柁
ふりがな文庫
“柁”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かぢ
50.0%
かじ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かぢ
(逆引き)
往手
(
ゆくて
)
のかたに稍〻大なる一窟あり。されど若し舟に
棹
(
さを
)
さしてこれに入らんとせば、帆を
卸
(
おろ
)
し頭を屈するも、猶或は難からんか。
柁
(
かぢ
)
取りの年
少
(
わか
)
き男のいふやう。これ魔窟なり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
又
柁
(
かぢ
)
とりて兵船の先に其座を占むるもの
イーリアス:03 イーリアス
(旧字旧仮名)
/
ホーマー
(著)
柁(かぢ)の例文をもっと
(3作品)
見る
かじ
(逆引き)
先ずお国柄だから、当局が
巧
(
たくみ
)
に
柁
(
かじ
)
を取って行けば、殖えずに済むだろう。しかし遣りようでは、激成するというような傾きを
食堂
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
ヒロの舟と
柁
(
かじ
)
、並びにかの犬化して山と石になり、その島に現存すというのだ(一八七二年ライプチヒ版ワイツおよびゲルラントの『未開民史』六巻二九〇頁)
十二支考:09 犬に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
柁(かじ)の例文をもっと
(3作品)
見る
柁
漢検準1級
部首:⽊
9画
“柁”を含む語句
柁師
柁機
取柁
柁工
柁手
柁棒
柁檝
面柁
“柁”のふりがなが多い著者
ホーマー
南方熊楠
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
島崎藤村
森鴎外