“柁”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かぢ50.0%
かじ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
往手ゆくてのかたに稍〻大なる一窟あり。されど若し舟にさをさしてこれに入らんとせば、帆をおろし頭を屈するも、猶或は難からんか。かぢ取りの年わかき男のいふやう。これ魔窟なり。
かぢとりて兵船の先に其座を占むるもの
イーリアス:03 イーリアス (旧字旧仮名) / ホーマー(著)
先ずお国柄だから、当局がたくみかじを取って行けば、殖えずに済むだろう。しかし遣りようでは、激成するというような傾きを
食堂 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
ヒロの舟とかじ、並びにかの犬化して山と石になり、その島に現存すというのだ(一八七二年ライプチヒ版ワイツおよびゲルラントの『未開民史』六巻二九〇頁)