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往手
ふりがな文庫
“往手”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ゆくて
80.0%
いくて
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆくて
(逆引き)
その時、
往手
(
ゆくて
)
の林の中から、いかにもあわただしく転がり出して、こけつまろびつ、こちらへ向って走り
来
(
きた
)
る二つの物体がありました。
大菩薩峠:35 胆吹の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
友は
往手
(
ゆくて
)
を指ざしていふやう。かしこなるが我が懷かしき
穢
(
きたな
)
きイトリの小都會なり。汝は故里の我が居る町をいかなる處とかおもへる。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
往手(ゆくて)の例文をもっと
(4作品)
見る
いくて
(逆引き)
こう言って弥生が
往手
(
いくて
)
をふさぐと、蜘蛛はすこしためらったのち、すぐ右へ抜けようとする。弥生が右へ手をやる。蜘蛛は左に出ようとあせる。弥生の手が先をおさえる。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
往手(いくて)の例文をもっと
(1作品)
見る
往
常用漢字
小5
部首:⼻
8画
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
“往”で始まる語句
往
往来
往々
往來
往時
往生
往昔
往還
往復
往古
“往手”のふりがなが多い著者
中里介山
林不忘
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
森鴎外