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柁
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かじ
ふりがな文庫
“
柁
(
かじ
)” の例文
先ずお国柄だから、当局が
巧
(
たくみ
)
に
柁
(
かじ
)
を取って行けば、殖えずに済むだろう。しかし遣りようでは、激成するというような傾きを
食堂
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
ヒロの舟と
柁
(
かじ
)
、並びにかの犬化して山と石になり、その島に現存すというのだ(一八七二年ライプチヒ版ワイツおよびゲルラントの『未開民史』六巻二九〇頁)
十二支考:09 犬に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
五百
(
いお
)
は父忠兵衛をいたわり慰め、兄栄次郎を
諌
(
いさ
)
め励まして、風浪に
弄
(
もてあそ
)
ばれている日野屋という船の
柁
(
かじ
)
を取った。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
柁
漢検準1級
部首:⽊
9画
“柁”を含む語句
柁師
柁機
取柁
柁工
柁手
柁棒
柁檝
面柁