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歟
>
か
ふりがな文庫
“
歟
(
か
)” の例文
なかんずく役人の旅費ならびに藩士一般に
無利足
(
むりそく
)
拝借金
歟
(
か
)
、または
下
(
く
)
だされ切りのごときは、現に常禄の外に直接の所得というべし。
旧藩情
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
土踏むことを知りたるものの心ひくべきおもむきは有たざらむ
歟
(
か
)
。
款冬花
(
ふきのたう
)
にはほゝゑみたる事あり、この花には句を案じたること無し。
花のいろ/\
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
郷愁は
在
(
あ
)
るものを思慕する情をいうのである。再び見るべからざるものを見ようとする心は、これを名づけてそも何と言うべき
歟
(
か
)
。
草紅葉
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
余はこれに未来の望を繋ぐことには、神も知るらむ、絶えて
想
(
おもひ
)
到らざりき。されど今こゝに心づきて、我心は猶ほ冷然たりし
歟
(
か
)
。
舞姫
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
此御歌イカナル御懽有テヨマセ給フトハシラネド、垂水ノ上トシモヨマセ給ヘルハ、
若
(
もし
)
帝ヨリ此処ヲ
封戸
(
ふご
)
ニ加へ賜ハリテ悦バセ給ヘル
歟
(
か
)
。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
▼ もっと見る
た文の妙なるに
因
(
よ
)
る
歟
(
か
)
然
(
しか
)
り
寔
(
まこと
)
に其の文の巧妙なるには因ると
雖
(
いえど
)
も
彼
(
か
)
の圓朝の
叟
(
おじ
)
の如きはもと文壇の人にあらねば
操觚
(
そうこ
)
を
怪談牡丹灯籠:01 序
(新字新仮名)
/
坪内逍遥
(著)
進
(
すゝ
)
まれもせず、
引返
(
ひきかへ
)
せば
再
(
ふたゝ
)
び
石臼
(
いしうす
)
だの、
松
(
まつ
)
の
葉
(
は
)
だの、
屋根
(
やね
)
にも
廂
(
ひさし
)
にも
睨
(
にら
)
まれる、あの、
此上
(
このうへ
)
もない
厭
(
いや
)
な
思
(
おもひ
)
をしなければならぬの
歟
(
か
)
と、それもならず。
星あかり
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
我がこの時の心を物に譬へて言はゞ、商人のおのが舟の沈みし後、身一つを
三版
(
はぶね
)
に助け載せられて、知らぬ島根に漕ぎゆかるゝが如しといふべき
歟
(
か
)
。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
総
(
すべ
)
て
是等
(
これら
)
の
細
(
こまか
)
き事柄は
殆
(
ほとん
)
ど一目にて余の
眼
(
まなこ
)
に映じ
尽
(
つく
)
せり、今思うに此時の余の眼は
宛
(
あたか
)
も写真の
目鏡
(
めがね
)
の如くなりし
歟
(
か
)
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
余も月樵の名誉が全くないとは思はないけれど、今日ある所の名誉は実際の技倆に比して果して相当な名誉であるであらう
歟
(
か
)
、それが疑はしいのである。
病牀六尺
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
我ニ自由ヲ与フル
歟
(
か
)
、
否
(
しから
)
ザレバ死ヲ与ヘヨト唱ヘシモ、英国ノ暴政ニ苦シムノ余、民ヲ
塗炭
(
とたん
)
ニ救ヒ、一国ヲ不覊独立ノ自由ニセント死ヲ以テ誓ヒシコトナリ。
法窓夜話:02 法窓夜話
(新字新仮名)
/
穂積陳重
(著)
ゆゑに
縐布
(
しゞみぬの
)
といひたるを、はぶきてちゞみとのみいひつらん
歟
(
か
)
。かくて
年
(
とし
)
歴
(
ふ
)
るほどに猶
工
(
たくみ
)
になりて、地を
美
(
うつくし
)
くせんとて今の
如
(
ごと
)
くちゞみは名のみに
残
(
のこ
)
りしならん。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
独乙
(
ドイツ
)
の
諺
(
ことわざ
)
に曰く「屋上の
鳩
(
はと
)
は手中の
雀
(
すゞめ
)
に
如
(
し
)
かず」と。著者の屋上の禽とは此諺の屋上の鳩を意味するもの
歟
(
か
)
。果して然らば少しく無理の熟語と謂はざる
可
(
べ
)
からず。
舞姫
(新字旧仮名)
/
石橋忍月
(著)
老僕
(
ろうぼく
)
額
(
ひたい
)
を
蹙
(
しか
)
め、
有
(
あ
)
り有り、
大変
(
たいへん
)
が有りたりという。先生手を
挙
(
あ
)
げて、そは
姑
(
しば
)
らく
説
(
と
)
くを
休
(
や
)
めよ、我まずこれを言わん、
浮浪
(
ふろう
)
の
壮士
(
そうし
)
が
御老中
(
ごろうじゅう
)
にても
暗殺
(
あんさつ
)
せしにはあらざる
歟
(
か
)
と。
瘠我慢の説:05 福沢先生を憶う
(新字新仮名)
/
木村芥舟
(著)
兎
狩
(
がり
)
いたし候處、
勝
(
すぐれ
)
たる散歩に相叶、洋醫も大に悦び、雨
降
(
ふり
)
には劒術をいたし候
歟
(
か
)
、又は角力を取候
歟
(
か
)
、何
歟
(
か
)
右等の
力事
(
ちからごと
)
をいたし候樣申
聞
(
きけ
)
候得共、是は相
調
(
かなひ
)
不
レ
申段相答候へば
遺牘
(旧字旧仮名)
/
西郷隆盛
(著)
又武士道徳の名残で気骨のある男子は婦人に
親
(
したし
)
まんのを主義とする。斯ういふ国柄では婦人に近づくのは
極
(
ごく
)
優柔な意気地無し
歟
(
か
)
、でなくば世間を憚らない突飛な無分別者である。
犬物語
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
(著)
師子のなかの虫なり。又うたごうらくは、
天魔波旬
(
てんまはじゅん
)
のために、精気をうばわるるの輩。もろもろの往生の人をさまたげんとする
歟
(
か
)
、
尤
(
もっと
)
もあやしむべし。ふかくおそるべきものなり。
法然行伝
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
此一句他日幕府よりの謝表中ニ万一
遺漏
(
いろう
)
有
レ
之
歟
(
か
)
、或ハ此一句之前後を交錯し、政刑を帰還するの実行を阻障せしむるか、従来上件ハ鎌倉已来武門ニ帰せる大権を解かしむる之重事なれバ
手紙:112 慶応三年十月十三日 後藤象二郎あて
(新字旧仮名)
/
坂本竜馬
(著)
今まで現実の我れとして筆
執
(
と
)
りつゝありし我れが、はつと思ふ刹那に忽ち天地の奥なる実在と
化
(
な
)
りたるの意識、我は没して神みづからが現に筆を執りつゝありと感じたる意識とも言ふべき
歟
(
か
)
。
予が見神の実験
(新字旧仮名)
/
綱島梁川
(著)
況
(
ま
)
して地球に生息する一切の有機体をや、細は細菌より大は大象に至るまでの運命である、これ天文・地質・生物の諸科学が吾等に教ゆる所である、吾等人間
惟
(
ひと
)
り此
鈎束
(
こうそく
)
を免るることが出来よう
歟
(
か
)
。
死生
(新字新仮名)
/
幸徳秋水
(著)
第一にかれを本国へ返さるる事は上策也(此事難きに似て易き
歟
(
か
)
)
地球図
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
詰
(
つめ
)
て
控
(
ひか
)
へながら願書御取上の
有無
(
うむ
)
は如何や又
咎
(
とがめ
)
にても
蒙
(
かうむ
)
る事
歟
(
か
)
と心配し居しに
頓
(
やが
)
て縫殿頭殿彌兵衞を呼れ兩人が體を見るに僞らざる樣子
自然
(
しぜん
)
面に
顯
(
あらは
)
るゝにより願書の趣き一通り
糺明
(
たゞし
)
遣
(
つか
)
はせと
言
(
いは
)
れ駕籠を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
去つてゆく冬の使節、いまはこゑを
嚥
(
の
)
む
歟
(
か
)
と。…
雪
(新字旧仮名)
/
高祖保
(著)
聖人の盛徳といえども、御年猶若かりし頃には、堪えかねて見放したもうて去られしもの
歟
(
か
)
、或は幵官氏に宜しからぬことのありし歟。
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
与謝野晶子
(
よさのあきこ
)
さんがまだ
鳳
(
おおとり
)
晶子といわれた頃、「やははだの熱き血潮にふれもみで」の一首に世を驚したのは千駄ヶ谷の新居ではなかった
歟
(
か
)
。
葛飾土産
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
進まれもせず、
引返
(
ひきかえ
)
せば再び
石臼
(
いしうす
)
だの、松の葉だの、屋根にも
廂
(
ひさし
)
にも
睨
(
にら
)
まれる、あの、この
上
(
うえ
)
もない
厭
(
いや
)
な
思
(
おもい
)
をしなければならぬの
歟
(
か
)
と、それもならず。
星あかり
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「御字なきは転写のとき脱せる
歟
(
か
)
。但天皇に献り給ふ故に、献御歌とはかゝざる
歟
(
か
)
なるべし」(
僻案抄
(
へきあんしょう
)
)
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
下等士族は
則
(
すなわ
)
ち
然
(
しか
)
らず。
役前
(
やくまえ
)
の
外
(
ほか
)
、馬に乗る者とては
一人
(
ひとり
)
もなく、内職の
傍
(
かたわら
)
に少しく
武芸
(
ぶげい
)
を
勉
(
つと
)
め、文学は
四書五経
(
ししょごきょう
)
歟
(
か
)
、なお
進
(
すすみ
)
て
蒙求
(
もうぎゅう
)
、
左伝
(
さでん
)
の一、二巻に終る者多し。
旧藩情
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
其習は本性の如く人にしみ附きて離れず。老子は自然と説く。
其
(
そ
)
れ
是
(
これ
)
歟
(
か
)
。孔子
曰
(
いわく
)
。
述而不作
(
のべてつくらず
)
。
信而好古
(
しんじていにしえをこのむ
)
。
窃比我於老彭
(
ひそかにわれをろうほうにひす
)
。かく
宣給
(
のたも
)
ふときは、孔子の意も
亦
(
また
)
自然に相近し
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
終
(
つい
)
に貧苦に堪え得ずして
所天
(
おっと
)
に悪事を勧むるにも至りし
歟
(
か
)
あゝ目科の細君が言し所は余の思いしより能く
当
(
あたれ
)
り藻西の無罪を証拠立んとする余の目的は全く
外
(
はず
)
れんとするなる歟
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
その學校生涯は爆竹の
遽
(
にはか
)
に耳を
駭
(
おどろ
)
かす如くなりき。その詩も亦然なり。彼草稿は猶我手に留まれり。何等の怪しき作ぞ。
熟〻
(
つら/\
)
これを讀むときは、畢竟是れ何物ぞ。斯くても尚詩といはるべき
歟
(
か
)
。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
最
(
もつとも
)
清浄
(
しやう/″\
)
なる所を
貢献
(
こうけん
)
せしならん
歟
(
か
)
。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
請出し候が是又心懸よき女にて奉公人より
小前
(
こまへ
)
百姓共迄も
平常
(
つね/″\
)
譽
(
ほめ
)
候て家内
和合
(
わがふ
)
いたし居候と申立ければ大岡殿然れども文藏夫婦の者近頃何方へ
歟
(
か
)
行
(
ゆき
)
し事は是なきやと尋ねられしに用右衞門去年十月中に夫婦
身延山
(
みのぶさん
)
へ參詣仕つり候儀
御座
(
ござ
)
ると申立れば大岡殿其儀二十七日に召捕候節吟味は致さずや又萬澤の御關所
近邊
(
きんぺん
)
には
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
これいはゆる
矮小
(
わいしょう
)
なる
島国人
(
とうこくじん
)
の性質また
如何
(
いかん
)
ともすべからざるもの
歟
(
か
)
。進んで他を取らんとすればために自己伝来の宝を失ふ。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
官吏は
唯
(
ただ
)
民に対する
誅求
(
ちゆうきう
)
と上に対する
阿諛
(
あゆ
)
とを事としてゐる、かゝる世の中に
腕節
(
うでふし
)
の強い者の腕が鳴らずに居られよう
歟
(
か
)
。
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
毛糸
(
けいと
)
の
手袋
(
てぶくろ
)
を
箝
(
は
)
め、
白足袋
(
しろたび
)
に、
日和下駄
(
ひよりげた
)
で、
一見
(
いつけん
)
、
僧侶
(
そうりよ
)
よりは
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
の
宗匠
(
そうしやう
)
といふものに、
其
(
それ
)
よりも
寧
(
むし
)
ろ
俗
(
ぞく
)
歟
(
か
)
。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
剣術の
巧拙
(
こうせつ
)
を争わん
歟
(
か
)
、上士の内に剣客
甚
(
はなは
)
だ多くして
毫
(
ごう
)
も下士の
侮
(
あなどり
)
を取らず。漢学の
深浅
(
しんせん
)
を論ぜん
歟
(
か
)
、下士の
勤学
(
きんがく
)
は
日
(
ひ
)
浅
(
あさ
)
くして、もとより上士の文雅に及ぶべからず。
旧藩情
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
されど今こゝに心づきて、我心は猶ほ冷然たりし
歟
(
か
)
。
舞姫
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
最
(
もつとも
)
清浄
(
しやう/″\
)
なる所を
貢献
(
こうけん
)
せしならん
歟
(
か
)
。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
鳥居清信がいはゆる鳥居風なる
放肆
(
ほうし
)
の画風を
立
(
たて
)
しは思ふに団十郎の荒事を描かんとする自然の結果に
出
(
いで
)
たるものならん
歟
(
か
)
。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
又ずっと後の寛永初年(五年
歟
(
か
)
)三月十二日、徳川二代将軍秀忠が政宗の藩邸に臨んだ時、政宗が自ら
饗膳
(
きょうぜん
)
を呈した。
蒲生氏郷
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
こうして人間同士がお静かに分れた頃には、一件はソレ
竜
(
りゅう
)
の如きもの
歟
(
か
)
、
凡慮
(
ぼんりょ
)
の及ぶ
処
(
ところ
)
でない。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
大都の
康荘
(
こうそう
)
は年々面目を新にするに反して
窮巷屋後
(
きゅうこうおくご
)
の
湫路
(
しゅうろ
)
は幾星霜を経るも依然として旧観を
革
(
あらた
)
めず。これを人の生涯に観るもまたかくの如き
歟
(
か
)
。
礫川徜徉記
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
此は人類の生を遂ぐる所以の大法の然るよりして來る
歟
(
か
)
否
耶
(
や
)
は姑らく論ぜずとして、世上に多く見るの事實である。
努力論
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
佐沼へは是より田舎町(六町程
歟
(
か
)
)百四十里ばかりにて候、其間に一揆の
籠
(
こも
)
りたる高清水と申すが佐沼より三十里
此方
(
こなた
)
に候、其の外には一つも候わず
蒲生氏郷
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
江戸と呼べる鎖国の時代ほど超然として他に妨げらるるものなく能くその発達を遂げたるもの、恐らくは他国他人種の文明にその比を見ざる処ならん
歟
(
か
)
。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
処といひ相応して、我耳に入るは我声ながら、若くは随喜仏法の鬼神なんどの、声を
和
(
あは
)
せて共に誦する
歟
(
か
)
と疑はるゝまで、上無く殊勝に聞こえわたりぬ。
二日物語
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
恋愛を描ける小説、婦女の裸体を描ける絵画の類、
悉
(
ことごと
)
くこれを
排
(
しりぞ
)
くべき
歟
(
か
)
。悉くこれを排けて可なり。
猥褻独問答
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
明史
(
みんし
)
外国伝
(
がいこくでん
)
西南方のやゝ
詳
(
つまびらか
)
なるは、鄭和に随行したる
鞏珍
(
きょうちん
)
の著わせる
西洋番国志
(
せいようばんこくし
)
を採りたるに
本
(
もと
)
づく
歟
(
か
)
という。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
世人の西洋模造品を購って毫も意に介せざるは本場の舶来品に似て価の廉なるに在る
歟
(
か
)
。
偏奇館漫録
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
歟
漢検1級
部首:⽋
18画
“歟”を含む語句
仍而何歟
何歟
内歟
力歟
勿論歟
可申歟
戒歟
有歟
正歟
而已歟
観楼歟
誰笥歟将持
謂歟