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毛糸
ふりがな文庫
“毛糸”の読み方と例文
旧字:
毛絲
読み方
割合
けいと
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けいと
(逆引き)
さよ
子
(
こ
)
は、
懐
(
ふところ
)
の
中
(
なか
)
から、
赤
(
あか
)
い
毛糸
(
けいと
)
の
財布
(
さいふ
)
を
取
(
と
)
り
出
(
だ
)
しました。そして、その
中
(
なか
)
の
銭
(
ぜに
)
をおじいさんにやってしまったのであります。
善いことをした喜び
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
毛糸
(
けいと
)
の
手袋
(
てぶくろ
)
を
箝
(
は
)
め、
白足袋
(
しろたび
)
に、
日和下駄
(
ひよりげた
)
で、
一見
(
いつけん
)
、
僧侶
(
そうりよ
)
よりは
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
の
宗匠
(
そうしやう
)
といふものに、
其
(
それ
)
よりも
寧
(
むし
)
ろ
俗
(
ぞく
)
歟
(
か
)
。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
手に
編針
(
あみばり
)
を持つてゐる。
毛糸
(
けいと
)
のたまが寝台の
下
(
した
)
に
転
(
ころ
)
がつた。女の手から長い赤い糸が
筋
(
すぢ
)
を引いてゐる。三四郎は寝台の
下
(
した
)
から毛糸のたまを取り出してやらうかと思つた。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
毛糸(けいと)の例文をもっと
(6作品)
見る
“毛糸”の解説
毛糸(けいと)とは、動物や植物などの天然繊維や化学繊維を、長い糸状に紡績して作った工芸素材。一般に縫い糸よりも太いものを指す。手芸糸ともいう。
主に編み物に使われるが、織物や毛糸刺繍などにも使われる。玉巻きやカセ、コーン巻きなどで販売されている。
毛糸のラベルには、素材、太さ、適正号数(かぎ針・棒針のサイズ)、標準ゲージ、1玉の糸長や標準重量、色番やロットナンバー(後述)などが記載されている。
(出典:Wikipedia)
毛
常用漢字
小2
部首:⽑
4画
糸
常用漢字
小1
部首:⽷
6画
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