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『草紅葉』
ふりがな文庫
『
草紅葉
(
くさもみじ
)
』
○ 東葛飾の草深いあたりに仮住いしてから、風のたよりに時折東京の事を耳にすることもあるようになった。 わたくしの知っていた人たちの中で兵火のために命を失ったものは大抵浅草の町中に住み公園の興行ものに関与っていた人ばかりである。 大正十二年の …
著者
永井荷風
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約12分(500文字/分)
朗読目安時間
約20分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
与
(
あず
)
交
(
がわ
)
恐
(
おそら
)
端
(
はず
)
襲
(
かさ
)
家
(
や
)
交
(
かわ
)
八幡
(
やわた
)
刻
(
きざ
)
妓夫
(
ぎゆう
)
居睡
(
いねむり
)
巴里
(
パリー
)
引過
(
ひけすぎ
)
溝川
(
みぞがわ
)
甘
(
あま
)
町
(
ちょう
)
突掛
(
つっか
)
端折
(
はしお
)
茸狩
(
きのこがり
)
薫
(
かお
)
身丈
(
せい
)
酒肴
(
さけさかな
)
関与
(
たずさわ
)
頒
(
わか
)
鳶
(
とんび
)
三門
(
みかど
)
下駄
(
げた
)
中
(
うち
)
他所
(
よそ
)
仮住
(
かりずま
)
仲
(
なか
)
会得
(
えとく
)
会釈
(
えしゃく
)
倚
(
よ
)
入谷
(
いりや
)
冠
(
かぶ
)
剃
(
そ
)
味
(
あじわ
)
商
(
あきな
)
喝采
(
かっさい
)
嗜
(
たしな
)
在
(
あ
)
垢抜
(
あかぬ
)
大勢
(
おおぜい
)
失
(
う
)
姿形
(
すがたかたち
)
娑婆
(
しゃば
)
嫉妬
(
しっと
)
家
(
うち
)
小紋
(
こもん
)
小袖
(
こそで
)
帽子
(
ぼうし
)
幇間
(
ほうかん
)
廓
(
くるわ
)
廓外
(
くるわそと
)
強飯
(
こわめし
)
御堂
(
みどう
)
心易
(
こころやす
)
忽
(
たちま
)
忽然
(
こつぜん
)
恙
(
つつが
)
懐
(
ふところ
)
手酌
(
てじゃく
)
晏如
(
あんじょ
)
暖簾
(
のれん
)
最期
(
さいご
)
朱塗
(
しゅぬり
)
歎
(
なげ
)
歟
(
か
)
湮滅
(
いんめつ
)
煮附
(
につけ
)
瓦斯
(
ガス
)
盃
(
さかずき
)
真直
(
まっすぐ
)
禿頭
(
はげあたま
)
立談
(
たちばなし
)
箒
(
ほうき
)
紙入
(
かみいれ
)
綽々
(
しゃくしゃく
)
羨望
(
せんぼう
)
耐
(
こら
)
股引
(
ももひき
)
股火
(
またび
)
花環
(
はなわ
)
落魄
(
らくはく
)
蒔
(
ま
)
蓮根
(
れんこん
)
薬玉
(
くすだま
)
衆
(
しゅ
)
裾
(
すそ
)
襟
(
えり
)
角町
(
すみちょう
)
角袖
(
かくそで
)
贔屓
(
ひいき
)
途絶
(
とだ
)
這入
(
はい
)
遭
(
あ
)
醸
(
かも
)
金槌
(
かなづち
)
陋巷
(
ろうこう
)