“三門”の読み方と例文
読み方割合
みかど100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
海へ行く事がおそろしくなった。あの人の顔や、お母さんの思いが、私をいたわっている。海まで走る事がこわくなった。——三門で下車する。燈火がつきそめて駅の前は桑畑。
新版 放浪記 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
三門の町を流れる溝川の水も物洗うには、もう冷たくなり過ぎているであろう。
草紅葉 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
また大雨来り海面暗々たり。しかれども風なし。遂三里豊前小倉の三門に著船す。余船主に乞て唱歌を書せしむ。黄帝といふ曲なり。小倉伊賀屋平兵衛の家に宿す。主人一書巻を展覧せしむ。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)