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立談
ふりがな文庫
“立談”の読み方と例文
読み方
割合
たちばなし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たちばなし
(逆引き)
偶然銀座通で
邂逅
(
かいこう
)
した際には、わたくしは意外の地で意外な人を見たような気がした為、其夜は
立談
(
たちばなし
)
をしたまま別れたくらいであった。
濹東綺譚
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
そこで二人がみんなの邪魔にならないような小声の
立談
(
たちばなし
)
を、二言三言取り換わした後で、百合子は約束通り男に送られてすぐ場外へ出た。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
門前の
溝
(
どぶ
)
が空溝であることを知っている彼は、
狗
(
いぬ
)
のように腹這いながらそっとその溝へもぐり込んで、駒寄せの石のかげに顔をかくして、二人の
立談
(
たちばなし
)
に耳を引き立てていた。
半七捕物帳:11 朝顔屋敷
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
立談(たちばなし)の例文をもっと
(8作品)
見る
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
談
常用漢字
小3
部首:⾔
15画
“立”で始まる語句
立
立派
立退
立停
立場
立上
立出
立竦
立籠
立塞
“立談”のふりがなが多い著者
夏目漱石
永井荷風
岡本綺堂