“鳳”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほう36.4%
おおとり27.3%
おほとり18.2%
とり18.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほう鳥も飛んで来なくなった。河からはも出なくなった。これでは私も生きている力がない。」
現代訳論語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
与謝野晶子よさのあきこさんがまだおおとり晶子といわれた頃、「やははだの熱き血潮にふれもみで」の一首に世を驚したのは千駄ヶ谷の新居ではなかった
葛飾土産 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
東京工科大学のおほとり秀太郎博士は、与謝野晶子女史の兄さんとして、電気工学の大家として聞えてゐる学者である。
先駆が通って、しばらくすると、彼方からおん輿の屋根にきらめく金色のとりがゆらゆら見えて来た。
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)