“述而不作”の読み方と例文
読み方割合
のべてつくらず100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼も孔子こうしならって、述べて作らぬ方針をとったが、しかし、孔子のそれとはたぶんに内容をことにした述而不作のべてつくらずである、司馬遷にとって
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)
其習は本性の如く人にしみ附きて離れず。老子は自然と説く。これ。孔子いわく述而不作のべてつくらず信而好古しんじていにしえをこのむ窃比我於老彭ひそかにわれをろうほうにひす。かく宣給のたもふときは、孔子の意もまた自然に相近し
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)