せう)” の例文
さら猛進もうしんしたが、如何どうおもはしくなく、かへつて玄子げんしはう成功せいかうして、鍋形なべがた側面そくめんせうなる紐通ひもとほしのある大土器だいどきが、ほとん完全くわんぜんた。
所在しよざいしるすのに、日本にほんでは、くに府縣ふけんちやう番地ばんちだいよりせうるに、歐米おうべいでは、番地ばんちちやう府縣ふけんくにと、ぎやくせうよりだいる。
誤まれる姓名の逆列 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
だいちうせう、三十七しゆ齒輪車しりんしやたがひ噛合かみあひ、吸鍔桿ピストン曲肱クンク方位盤ダイレクターたる諸種しよしゆ器械きかい複雜ふくざつきはめ、あだか聯成式れんせいしき蒸氣機關じようききくわんるやうである。
きはめて大なる物及び極めてせうなるものに至つては實用有りしとはみとめ難し或は標章へうしやう玩具ぐわんぐの類なりしならんか。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
ゆゑ其傳そのでん(六六)ついづ。其書そのしよいたつてはおほこれり。ここもつろんぜず、その(六七)軼事いつじろんず。管仲くわんちう所謂いはゆる賢臣けんしんなり。しかれども(六八)孔子こうしこれせうとす。
妹のれうにとて宝石二つ三つ求めさふらひしは土地にて名の知られし商人あきびとさふらふやらん、我等を見て日本の大使、公使、だい武官、せう武官、学者、実業家の名刺を数知れず見せさふらふがうるさくさふらひし。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
此處こゝ谷間たにまる一小村せうそん急斜面きふしやめん茅屋くさやだんつくつてむらがつてるらしい、くるまないからくはわからないが漁村ぎよそんせうなるもの蜜柑みかんやま産物さんぶつらしい。人車じんしや軌道きだうむら上端じやうたんよこぎつてる。
湯ヶ原ゆき (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
飛衞ひゑいきかずしていはく、未也まだなりついることをまなぶべし。せうだいに、いちじるしくんばさらきたれと。しやういともつしらみまどけ、南面なんめんしてこれのぞむ。旬日じゆんじつにしてやうやだいなり三年さんねんのちおほき如車輪焉しやりんのごとし
術三則 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
日本人にほんじん歐文おうぶん場合ばあひ、この慣例くわんれい尊重そんちようして、せうよりだいるのは差支さしつかへないが、そのうち固有名こいうめい斷然だんぜんいぢくられてはならぬ。
誤まれる姓名の逆列 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
せうは四五しやくよりだいは二三じようぐらいの數※すうまん沙魚ふかが、ぐんをなしてわが端艇たんてい周圍まわり押寄おしよせてたのである。
これが非常ひじやう有効ゆうかうであつたので、(勿論もちろん先輩中せんぱいちうすで小萬鍬せうまんぐわもちゐてひとつたさうだが、それは三ぼんづめの、きはめてせうなるものまへ鍛冶屋かじやに四ほん大形おほがたのを別誂べつあつらへするなど
呉起ごき賢人也けんじんなりしかうしてこうくにせうにして、また彊秦きやうしん(九八)さかひじやうす。
著名な卓識ある一ぢよ詩人に対して一せう市民の娘が手紙を捧げると云ふ事は甚だ大胆に過ぎますが何卒なにとぞお許し下さい。実は以前から日本と云ふあなたの美しい国が絶えず私を引附けて居りました。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
ものたましひがあるとの想像さうざうむかしからあるので、だい山岳さんがく河海かかいより、せうは一ぽんくさ、一はなにもみなたましひありと想像さう/″\した。
妖怪研究 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
それから一ぱうせうなる横穴よこあなのシキからは、ひと大腿骨だいたいこつ指骨しこつの一小部分せうぶぶんとがで、直刀ちよくたう折片せつべんつば鐵製てつせい寶珠形ほうじゆがたすかし)脛巾金はゞきおよ朱塗しゆぬり土器どき彌生式土器やよひしきどき類似るゐじす)とうでた。
だいやぶれて、せうつ。 何故なにゆゑぞ⁈
たとへば年紀ねんきしるすのに、日本にほんではねんげつだいよりせうり、歐米おうべいでは、げつねんぎやくせうよりだいる。
誤まれる姓名の逆列 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)