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謝
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しや
ふりがな文庫
“
謝
(
しや
)” の例文
能く一行を
輔助
(
ほじよ
)
せしことを
謝
(
しや
)
し、年々新発見にかかる
文珠菩薩
(
もんじゆぼさつ
)
の祭日には相会して
旧
(
きう
)
を
語
(
かた
)
らんことを
約
(
やく
)
し、
袂
(
たもと
)
を
分
(
わか
)
つこととはなりぬ。
利根水源探検紀行
(新字旧仮名)
/
渡辺千吉郎
(著)
「
是
(
これ
)
から
又
(
また
)
例
(
れい
)
の
通
(
とほ
)
り
出掛
(
でか
)
けなければなりませんから」と
切
(
き
)
り
上
(
あ
)
げると、
主人
(
しゆじん
)
は
始
(
はじ
)
めて
氣
(
き
)
が
付
(
つ
)
いた
樣
(
やう
)
に、
忙
(
いそ
)
がしい
所
(
ところ
)
を
引
(
ひ
)
き
留
(
と
)
めた
失禮
(
しつれい
)
を
謝
(
しや
)
した。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
謝
(
しや
)
しつゝお光は
泣顏
(
なきがほ
)
隱し井戸端へ行き
釣上
(
つりあぐ
)
る
竿
(
さを
)
を直なる身の上も
白精
(
しらげ
)
の
米
(
よね
)
と事變り腹いと黒き其人が
堀拔
(
ほりぬき
)
井戸の
底
(
そこ
)
深
(
ふか
)
き
謀計
(
たくみ
)
に掛り無實の
汚名
(
をめい
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
高信
(
たかのぶ
)
さんは、
南祖坊
(
なんそばう
)
の
壇
(
だん
)
の
端
(
はし
)
に一
息
(
いき
)
して
向
(
むか
)
うむきに
煙草
(
たばこ
)
を
吸
(
す
)
つた。
私
(
わたし
)
は、
龍神
(
りうじん
)
に
謝
(
しや
)
しつゝも、
大白樺
(
おほしらかば
)
の
幹
(
みき
)
に
縋
(
すが
)
つて、
東
(
ひがし
)
が
恋
(
こひ
)
しい、
東
(
ひがし
)
に
湖
(
みづうみ
)
を
差覗
(
さしのぞ
)
いた。
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
魯君
(
ろくん
)
、
之
(
これ
)
を
疑
(
うたが
)
うて、
呉起
(
ごき
)
を
(六九)
謝
(
しや
)
す。
呉起
(
ごき
)
、
是
(
ここ
)
に
於
(
おい
)
て
魏
(
ぎ
)
の
文矦
(
ぶんこう
)
の
賢
(
けん
)
なるを
聞
(
き
)
き、
之
(
これ
)
に
事
(
つか
)
へんと
欲
(
ほつ
)
す。
文矦
(
ぶんこう
)
、
李克
(
りこく
)
に
問
(
と
)
うて
曰
(
いは
)
く、『
呉起
(
ごき
)
は
何如
(
いか
)
なる
人
(
ひと
)
ぞ』
国訳史記列伝:05 孫子呉起列伝第五
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
▼ もっと見る
「本当に待つてゐてくれたのかい、
宮
(
みい
)
さん。
謝
(
しや
)
、
多謝
(
たしや
)
!
若
(
もし
)
それが事実であるならばだ、僕はこのまま死んでも恨みません。こんなに酔されたのも、実はそれなのだ」
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
いづれも
手
(
て
)
に/\
双眼鏡
(
さうがんきやう
)
を
携
(
たづさ
)
へ、
白巾
(
ハンカチーフ
)
を
振
(
ふ
)
り、
喜色
(
えみ
)
を
湛
(
たゝ
)
えて、
諸君
(
しよくん
)
の
好意
(
かうゐ
)
を
謝
(
しや
)
する
事
(
こと
)
であらう。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
眞白
(
ましろ
)
な
胡粉
(
ごふん
)
に
心
(
しん
)
から
謝
(
しや
)
して、それでも
踊
(
をど
)
りの
仲間
(
なかま
)
にや
入
(
い
)
らず。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
余は
責任者
(
せきにんしや
)
が讀者に對して
謝
(
しや
)
する所有る可しと
確信
(
かくしん
)
す。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
晏子
(
あんし
)
(五〇)
戄然
(
くわくぜん
)
として
衣冠
(
いくわん
)
を
(五一)
攝
(
をさ
)
め、
謝
(
しや
)
して
曰
(
いは
)
く、『
嬰
(
えい
)
、
不仁
(
ふじん
)
と
雖
(
いへど
)
も、
子
(
し
)
を
厄
(
やく
)
に
免
(
まぬか
)
れしむ。
何
(
なん
)
ぞ
子
(
し
)
絶
(
た
)
つを
求
(
もと
)
むるの
速
(
すみや
)
かなるや』と。
石父
(
せきほ
)
曰
(
いは
)
く、『
然
(
しか
)
らず。 ...
国訳史記列伝:02 管晏列伝第二
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
謝
(
しや
)
しいよ/\明日の
早天
(
さうてん
)
に
出立
(
しゆつたつ
)
致す故御
暇乞
(
いとまごひ
)
に參り候なりと村中へ暇乞に
廻
(
まは
)
れり此時寶澤は
漸
(
やうや
)
く十四歳の少年なり頃は
享保
(
きやうほ
)
三
戌
(
いぬ
)
年二月二日成し
幼年
(
えうねん
)
より
住馴
(
すみなれ
)
し土地を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
渠等
(
かれら
)
の
無頼
(
ぶらい
)
なる
幾度
(
いくたび
)
も
此
(
この
)
擧動
(
きよどう
)
を
繰返
(
くりかへ
)
すに
憚
(
はゞか
)
る
者
(
もの
)
ならねど、
衆
(
ひと
)
は
其
(
その
)
乞
(
こ
)
ふが
隨意
(
まゝ
)
に
若干
(
じやくかん
)
の
物品
(
もの
)
を
投
(
とう
)
じて、
其
(
その
)
惡戲
(
あくぎ
)
を
演
(
えん
)
ぜざらむことを
謝
(
しや
)
するを
以
(
も
)
て、
蛇食
(
へびくひ
)
の
藝
(
げい
)
は
暫時
(
ざんじ
)
休憩
(
きうけい
)
を
呟
(
つぶや
)
きぬ。
蛇くひ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
((晏子))
(四七)
謝
(
しや
)
せず、
(四八)
閨
(
けい
)
に
入
(
い
)
る。
之
(
これ
)
を
久
(
ひさ
)
しうして
越石父
(
ゑつせきほ
)
(四九)
絶
(
た
)
たんと
請
(
こ
)
ふ。
国訳史記列伝:02 管晏列伝第二
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
勞
(
らう
)
を
謝
(
しや
)
するに
酒
(
さけ
)
もない。
柳川
(
やながは
)
は
卷煙草
(
まきたばこ
)
の
火
(
ひ
)
もつけずに、ひとりで
蕎麥
(
そば
)
を
食
(
た
)
べるとて
歸
(
かへ
)
つた。
火の用心の事
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
謝
(
しや
)
し奉つらずして此度の病氣
迚
(
とて
)
も
全快
(
ぜんくわい
)
は
覺束
(
おぼつか
)
なし何卒此上とも我なき
跡
(
あと
)
の玉之助が事
偏
(
ひとへ
)
に頼み
參
(
まゐ
)
らすると
泪
(
なみだ
)
ながらに
述
(
のべ
)
にける感應院は
逐一
(
ちくいち
)
に承知し玉之助の事は必ず氣に
懸
(
かけ
)
られな
萬一
(
もしも
)
の事あらば拙者が方へ
引取
(
ひきとつ
)
て
世話
(
せわ
)
し
遣
(
つかは
)
すべし左樣の事は
案
(
あん
)
じず
少
(
すこし
)
も早く全快せられよ夫れには藥用こそ第一なれなど
勸
(
すゝめ
)
ければ嘉傳次は感應院を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
於是
(
これにおいて
)
蒼
(
あを
)
くなりて
大
(
おほい
)
に
懼
(
おそ
)
れ、
斉
(
ひと
)
しく
牲
(
にえ
)
を
備
(
そな
)
へて、
廟
(
びやう
)
に
詣
(
まゐ
)
つて、
罪
(
つみ
)
を
謝
(
しや
)
し、
哀
(
あい
)
を
乞
(
こ
)
ふ。
甲冑堂
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
賈
(
か
)
謝
(
しや
)
して
曰
(
いは
)
く、
(一五)
『
不佞
(
ふねい
)
の
大夫親戚
(
たいふしんせき
)
之
(
これ
)
を
送
(
おく
)
る、
故
(
ゆゑ
)
に
留
(
とど
)
まる』と。
国訳史記列伝:04 司馬穰苴列伝第四
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
トさういつてかさね/″\
恩
(
おん
)
を
謝
(
しや
)
して
分
(
わか
)
れて
何処
(
どこ
)
へか
行
(
い
)
つちまひましたツて。
化鳥
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
“謝”の解説
謝(しゃ)は、漢姓の一つ。
(出典:Wikipedia)
謝
常用漢字
小5
部首:⾔
17画
“謝”を含む語句
謝肉祭
謝罪
多謝
謝絶
感謝
陳謝
拝謝
平謝
月謝
奉謝
報謝
謝辞
謝儀
謝意
多謝水上石
謝肉
謝肇淛
謝物
新陳代謝
与謝野晶子
...