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勢力
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せいりよく
で、
高等に
成れば
隨てより
強き
勢力を
以て、
實際に
反應するのです。
貴方は
醫者でおゐでて、
如何して
那麼譯がお
解りにならんです。
俗界に
於ける
小説の
勢力斯くの
如く
大なれば
随て
小説家即ち
今の
所謂文学者のチヤホヤせらるゝは
人気役者も
物の
数ならず。
さてその
後、
北朝鮮には
高句麗といふ
朝鮮人の
國が
建てられて、
支那人の
勢力がだん/\なくなつてしまひました。
餘震の
勢力、
或は
地震動としての
破壞力は、
最初の
本地震と
比較して
微小なものでなければならぬ。
多くの
實例に
徴するも
其最大なる
場合でも
十分の
一以下である。
若し
英米霸を
稱すれば、
靡然として
英米に
走り、
獨國勢力を
獲れば
翕然として
獨國に
就き、
佛國優位を
占むれば、
倉皇として
佛に
從ふならば、わが
獨立の
體面は
何處にありや。
季節が
暑くなれば
雨があつて三
日も
見ないうちには
雜草は
驚くべき
迅速な
發育を
遂げる。それが
著しく
作物の
勢力を
阻害する。それだけ
收穫の
減少を
來さねばならぬ
筈である。
種々曰くのつきし
難物のよしなれども、
持ねばならぬ
義理ありて
引うけしにや、それとも
父が
好みて申
受しか、その
邊たしかならねど
勢力おさ/\
女房天下と申やうな
景色なれば
だが、
秋が
深くなると、薔薇が
散つた。
菊が
枯れた。さうして、
枯葉の
積つた間から、
漸く
淋しげな
山茶花がのぞき出すと、北に
連らなつた一
連の
暗い
壁が、
俄然として
勢力をもたげ出した。
資本がコスモポリタンとなれば
勞働もコスモポリタンになる
筈である。
資本の
勢力、
資本の
搾取力がコスモポリタンになれば、それに
對抗する
勞働運動も
同じくコスモポリタンになる
筈である。
試みに
世界に
於て
名ある
活火山を
擧げてみるならば、
南米エクワドル
國に
於るコトパクシ(
高さ
五千九百四十三米)は、
圓錐形の
偉大な
山であるが、
噴火の
勢力も
亦偉大で
そして
石器時代の
文明もだん/\
進んで
來ましたが、ちょうど
今から
三千年ほど
前に、お
隣りの
支那では
周の
末から
漢の
初めにかけて、
支那人の
勢力が
非常に
盛んになつて
夫れ
台所に於ける
鼠の
勢力の
法外なる
飯焚男が
升落しの
計略も更に
討滅しがたきを思へば、
社会問題に
耳傾くる人いかで此
一町内百「ダース」の
文学者を
等閑にするを
得べき。
それと
同時に
若者の
爲には
彼は
蝮蛇の
毒牙の
如きものでなければ
成らぬ。
其れでありながら
些の
威嚴も
勢力もない
彼は
凡ての
若者から
彼を
苛立たしめる
惡戯を
以て
報いられた。
蛇の
舌の
如くべろ/\と
焔が
吐き
出された。
吹き
募つて
居る
疾風は
直ぐに
其赤い
舌を
吹き
拗切らうとした。
後から/\と
勢力を
加へて
吐き
出す
煙や
焔は
穗の
如く
壓し
靡かされた。
そして
佛教が
盛んになつて
來てからは
御陵は
一そう
簡單になり、また
後には
火葬が
行はれまして、
小さな
御堂や
石の
塔を
御陵に
建てることになり、ことに
武家が
勢力を
占めるに
至つた
時代からは
“勢力”の意味
《名詞》
勢力(せいりょく、古:せいりき)
他を押さえ支配する力。
力を持った集団、仲間、グループ。
強さ。勢い。
(古用)エネルギー。
(出典:Wiktionary)