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英米
ひるがへつて
歐米を
見れば、さすがに
母語は
飽くまでもこれを
尊重し、
英米の
如きは
至るところに
母語を
振りまはしてゐるのである。
英米から売りつけられた
碌に役にもたたない兵器に
懲りた経験を思い出し、また
重慶で、しばしば
嘗めた
不渡手形的援醤宣言の
苦が
苦がしさを想い出し
自分の
收入以上の
暮しをして、
已むを
得ぬから
借金を
續けて
居ると
云ふ
事態であるからして、
左樣な
状態の
國には
金は
貸さぬと
云ふのが
英米の
立前である。