“重慶”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じゅうけい90.9%
じゆうけい9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
永楽えいらく元年、帝雲南うんなん永嘉寺えいかじとどまりたもう。二年、雲南をで、重慶じゅうけいより襄陽じょうよういたり、また東して、史彬しひんの家に至りたもう。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
その中には素姓の曖昧あいまいなのがないとは云えません。それから重慶じゅうけいから潜入して来る支那人もいないとは限りませんからね。
偉大なる夢 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
この巴西方面から閬中ろうちゅう重慶じゆうけいの北方)のあたりは、山みな峨々として、谷は深く、嶮峰けんぽうは天にならび、樹林は千じんの下にうずもれ、いったいどこに陣し
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)