“じゅうけい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
重慶83.3%
従兄16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
途中、涪水関ふすいかん重慶じゅうけいの東方)にかかると、その日も、山上の関門から手をかざして、麓の道を監視していた番兵が
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
英米えいべいから売りつけられたろくに役にもたたない兵器にりた経験を思い出し、また重慶じゅうけいで、しばしばめた不渡手形的援醤宣言ふわたりてがたてきえんしょうせんげんがしさを想い出し
甚五郎の行方は久しく知れずにて、とうとう蜂谷の一週忌いっしゅうきも過ぎた。ある日甚五郎の従兄じゅうけい佐橋源太夫げんだゆうが浜松のやかたに出頭して嘆願たんがんした。
佐橋甚五郎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
従兄じゅうけい畑芳夫はたよしおは実にダラシのない男である。
親鳥子鳥 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)