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名譽
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めいよ
ふりがな文庫
“
名譽
(
めいよ
)” の例文
新字:
名誉
(五二)
寛
(
くわん
)
なれば
則
(
すなは
)
ち
名譽
(
めいよ
)
の
人
(
ひと
)
を
寵
(
ちよう
)
し、
急
(
きふ
)
なれば
則
(
すなは
)
ち
介冑
(
かいちう
)
の
士
(
し
)
を
用
(
もち
)
ふ。
今
(
いま
)
は
養
(
やしな
)
ふ
所
(
ところ
)
は
用
(
もち
)
ふる
所
(
ところ
)
に
非
(
あら
)
ず、
用
(
もち
)
ふる
所
(
ところ
)
は
養
(
やしな
)
ふ
所
(
ところ
)
に
非
(
あら
)
ずと。
国訳史記列伝:03 老荘申韓列伝第三
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
パリス
何
(
いづ
)
れも
名譽
(
めいよ
)
の
家柄
(
いへがら
)
であらせらるゝに、
久
(
ひさ
)
しう
確執
(
なかたがひ
)
をなされたはお
氣
(
き
)
の
毒
(
どく
)
な
儀
(
ぎ
)
でござった。
時
(
とき
)
に、
吾等
(
われら
)
が
申入
(
まうしい
)
れた
事
(
こと
)
の
御返答
(
ごへんたふ
)
は?
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
お
蔭
(
かげ
)
で
名譽
(
めいよ
)
は
助
(
たす
)
かつた。もう
出發
(
しゆつぱつ
)
しませう。
這麼不徳義
(
こんなふとくぎ
)
極
(
きはま
)
る
所
(
ところ
)
に一
分
(
ぷん
)
だつて
留
(
とゞま
)
つてゐられるものか。
掏摸
(
すり
)
ども
奴
(
め
)
、
墺探
(
あうたん
)
ども
奴
(
め
)
。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
首卷
(
くびまき
)
のはんけち
俄
(
にわ
)
かに
影
(
かげ
)
を
消
(
け
)
して、
途上
(
とじよう
)
の
默禮
(
もくれい
)
とも千
歳
(
ざい
)
の
名譽
(
めいよ
)
とうれしがられ、
娘
(
むすめ
)
もつ
親
(
おや
)
幾人
(
いくたり
)
に
仇敵
(
あだがたき
)
の
思
(
おも
)
ひをさせて
我
(
わ
)
が
聟
(
むこ
)
がねにと
夫
(
そ
)
れも
道理
(
だうり
)
なり
経つくゑ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
全校
(
ぜんかう
)
第
(
たい
)
一
腕白
(
わんぱく
)
でも
數學
(
すうがく
)
でも。しかるに
天性
(
てんせい
)
好
(
す
)
きな
畫
(
ゑ
)
では
全校
(
ぜんかう
)
第
(
だい
)
一の
名譽
(
めいよ
)
を
志村
(
しむら
)
といふ
少年
(
せうねん
)
に
奪
(
うば
)
はれて
居
(
ゐ
)
た。
画の悲み
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
▼ もっと見る
其所
(
そこ
)
を
發掘
(
はつくつ
)
し
得
(
う
)
る
機會
(
きくわい
)
を
得
(
え
)
た。
千載
(
せんさい
)
の一
遇
(
ぐう
)
。それに
參豫
(
さんよ
)
した
余
(
よ
)
は、
實
(
じつ
)
に
採集家
(
さいしふか
)
としての
名譽
(
めいよ
)
此上
(
このうへ
)
も
無
(
な
)
い。
探検実記 地中の秘密:20 大森貝塚の発掘
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
名譽
(
めいよ
)
よりも地位よりも妻よりも娘よりも、また自分の命よりも大事な財産は、何か事業を起す
度毎
(
たびごと
)
に幾らかづつ減つた。減る度に大きな
歎息
(
ためいき
)
だ。それでも事業熱は冷めなかつた。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
また
陽州
(
やうしう
)
の
役
(
えき
)
に、
顏息
(
がんそく
)
といへる
名譽
(
めいよ
)
の
射手
(
しやしゆ
)
、
敵
(
てき
)
を
射
(
い
)
て
其
(
そ
)
の
眉
(
まゆ
)
に
中
(
あ
)
つ。
退
(
しりぞ
)
いて
曰
(
いは
)
く、
我無勇
(
われゆうなし
)
。
吾
(
わ
)
れの
其
(
そ
)
の
目
(
め
)
を
志
(
こゝろざ
)
して
狙
(
ねら
)
へるものを、と
此
(
こ
)
の
事
(
こと
)
左傳
(
さでん
)
に
見
(
み
)
ゆとぞ。
術
(
じゆつ
)
や、
其
(
そ
)
の
無勇
(
ゆうなき
)
に
在
(
あ
)
り。
術三則
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
得たりと云ふべし是も其頃の事とかや江戸神田鎌倉河岸に豐島屋十右衛門と
云
(
いふ
)
名譽
(
めいよ
)
の
酒店
(
さかや
)
あり
渠
(
かれ
)
は
中興
(
ちうこう
)
の出來分限にて元は
關口
(
せきぐち
)
水道
(
すゐだう
)
町の豐島屋と云ふ酒屋の
丁稚
(
でつち
)
なりしが永々の
年季
(
ねんき
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
あの
狂氣
(
きちがひ
)
のやうに
立騷
(
たちさわ
)
いで
居
(
を
)
る
多人數
(
たにんずう
)
の
間
(
あひだ
)
を
分
(
わ
)
けて、
此
(
この
)
柔弱
(
かよわ
)
き
夫人
(
ふじん
)
と
少年
(
せうねん
)
とを
安全
(
あんぜん
)
に
端艇
(
たんてい
)
に
送込
(
おくりこ
)
む
事
(
こと
)
が
出來
(
でき
)
やう? あゝ
人間
(
にんげん
)
はいざと
云
(
い
)
ふ
塲合
(
ばあひ
)
には、
恥辱
(
はぢ
)
も
名譽
(
めいよ
)
もなく、
斯
(
か
)
く
迄
(
まで
)
生命
(
いのち
)
の
惜
(
を
)
しい
者
(
もの
)
かと
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
カピ長
何
(
なん
)
ぢゃ、
何
(
なん
)
ぢゃ!
小理窟屋
(
こりくつや
)
が!
何
(
なん
)
ぢゃそれは? 「
名譽
(
めいよ
)
ぢゃ」、「
嬉
(
うれ
)
しいと
思
(
おも
)
ひまする」、「
嬉
(
うれ
)
しいと
思
(
おも
)
ひませぬ」。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
物靜
(
ものしづ
)
かにつヽましく
諸藝
(
しよげい
)
名譽
(
めいよ
)
のあるが
中
(
なか
)
に、
琴
(
こと
)
のほまれは
久方
(
ひさかた
)
の
空
(
そら
)
にも
響
(
ひヾ
)
きて、
月
(
つき
)
の
前
(
まへ
)
に
柱
(
ちゆう
)
を
直
(
なほ
)
す
時
(
とき
)
雲
(
くも
)
はれて
影
(
かげ
)
そでに
落
(
お
)
ち、
花
(
はな
)
に
向
(
むか
)
つて
玉音
(
ぎよくおん
)
を
弄
(
もてあそ
)
べば
鶯
(
うぐひす
)
ねを
止
(
とヾ
)
めて
節
(
ふし
)
をや
學
(
まな
)
びけん
暁月夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
『
然
(
さ
)
うだ
名譽
(
めいよ
)
が
大切
(
たいせつ
)
だ。
全體
(
ぜんたい
)
這麼町
(
こんなまち
)
に
足
(
あし
)
を
踏込
(
ふみこ
)
んだのが
間違
(
まちが
)
ひだつた。』と、
彼
(
かれ
)
は
更
(
さら
)
にドクトルに
向
(
むか
)
つて
云
(
い
)
ふた。『
實
(
じつ
)
は
私
(
わたし
)
は
負
(
ま
)
けたのです。で、
奈何
(
どう
)
でせう、
錢
(
ぜに
)
を五百
圓
(
ゑん
)
貸
(
か
)
しては
下
(
くだ
)
さらんか?』
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
神佛
(
しんぶつ
)
よりも有難く思ひ皆々が
生神々々
(
いきがみ/\
)
と云ひて尊敬なしたりけり扨又後藤五左衞門秀盛入道は
讃州
(
さんしう
)
丸龜を出立なし夫より東國を廻り諸所にて無刀流の
名譽
(
めいよ
)
を
顯
(
あらは
)
し上州
大間々
(
おほまゝ
)
迄到りしが此所に道場を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
あれこそは
此世
(
このよ
)
の
名譽
(
めいよ
)
といふ
名譽
(
めいよ
)
が、
只
(
た
)
った
一人
(
ほとり
)
王樣
(
わうさま
)
となって、
坐
(
すわ
)
る
帝座
(
ていざ
)
ぢゃ。おゝ、
何
(
なん
)
といふ
獸物
(
けだもの
)
ぢゃ
予
(
わし
)
は、かりにも
彼
(
あ
)
の
方
(
かた
)
を
惡
(
わる
)
ういふとは!
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
お
手
(
て
)
づからなる
名譽
(
めいよ
)
はあれど、
戀
(
こひ
)
に
本尊
(
ほんぞん
)
あれば
傍
(
わき
)
だちに
觸
(
ふ
)
れる
眼
(
め
)
なく、一
心
(
しん
)
おもひ
込
(
こ
)
みては
有
(
あり
)
し
昔
(
むか
)
しの
敏
(
さとし
)
ならで、
可惜
(
あたら
)
廿四の
勉強
(
べんきやう
)
ざかりを
此体
(
このてい
)
たらく
殘念
(
ざんねん
)
とも
思
(
おも
)
はねばこそ、
甚之助
(
じんのすけ
)
に
追從
(
つゐしよう
)
しあるきて
暁月夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
知り
後世
(
こうせい
)
に
皮剥
(
かはむき
)
獄門
(
ごくもん
)
とて
裁許
(
さいきよ
)
の
名譽
(
めいよ
)
を
殘
(
のこ
)
されたり
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
『
名譽
(
めいよ
)
は
大事
(
だいじ
)
だ。』
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
名
常用漢字
小1
部首:⼝
6画
譽
部首:⾔
21画
“名譽”で始まる語句
名譽事
名譽席