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年季
ふりがな文庫
“年季”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ねんき
72.7%
ねん
27.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねんき
(逆引き)
「一日も早くというて、それが今年か来年のことか。ここの
年季
(
ねんき
)
は丸六年、わたしのような
孱弱
(
かよわ
)
い者は、いつ煩ろうていつ死ぬやら」
鳥辺山心中
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
やがて
年季
(
ねんき
)
があけて、いよいよ国ぐにをまわって
修業
(
しゅぎょう
)
して歩こうというときになりますと、
親方
(
おやかた
)
が小さなテーブルをこのむすこにくれました。
「テーブルよ、ごはんの用意」と、金貨をうむロバと、「こん棒、ふくろから」
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
年季(ねんき)の例文をもっと
(8作品)
見る
ねん
(逆引き)
年季
(
ねん
)
が明るといつて何処へ帰る
了簡
(
れうけん
)
、此処はお前さんの家では無いか、このほかに行くところも無からうでは無いか、分らぬ事を言ふ物ではありませぬと
叱
(
しか
)
られて
うつせみ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
年季
(
ねん
)
が
明
(
あけ
)
るといつて
何處
(
どこ
)
へ
歸
(
かへ
)
る
料簡
(
れうけん
)
、
此處
(
ここ
)
はお
前
(
まへ
)
さんの
家
(
うち
)
ではないか、
此
(
この
)
ほかに
行
(
ゆ
)
くところも
無
(
な
)
からうではないか、
分
(
わか
)
らぬ
事
(
こと
)
を
言
(
い
)
ふものではありませぬと
叱
(
しか
)
られて
うつせみ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
年季(ねん)の例文をもっと
(3作品)
見る
“年季”の意味
《名詞》
年季(ねんき)
奉公人を雇用する年限。
「年季奉公」のこと。
(出典:Wiktionary)
年
常用漢字
小1
部首:⼲
6画
季
常用漢字
小4
部首:⼦
8画
“年季”で始まる語句
年季奉公
年季明
年季職人
検索の候補
年季奉公
年季明
年季職人
“年季”のふりがなが多い著者
永井壮吉
樋口一葉
作者不詳
長塚節
泉鏡太郎
柳田国男
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
ヴィルヘルム・カール・グリム
永井荷風
泉鏡花