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距離
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きより
もし
震原が
直下でなかつたならば、
震原に
對して
水平の
方向にも
距離が
加はつて
來るから、
距離は
益遠くなるわけである。
『ひどい
蛆だなア。』と、一
番近く
寄つた
某家の
武士の
側からでも、
死體まではまだ一
間半ばかりの
距離があつた。
われ/\は、
遠い
都を
離れた
地方の
長い
距離をば、
焦れてやつて
來た。そして、
今この
時に
氣がつくと、この
明石の
海峽から
内らに、
畿内の
山々が
見えてゐる。
霧は
悲慘な
凡ての
物を
互に
知らせまいとして
吹き
立ち/\
數十
間の
距離に
於ては
其の
物體の
形状をも
明かに
示さない。
雜木林の
樹木は
開墾地の
周圍にも
混亂した。
お父さんなんかどうする 毎日
地球と太
陽との
距離六
千二
百万哩の向ふを見てゐるんだよ
前日来の
艱酸と
辛労とは茫乎として
転た
夢の如し、一行皆沼岸に
坐して
徐ろに風光を
賞嘆して
已まず、
遠く対岸を
見渡せば無人の一小板屋
忽ち双眼鏡裡に
映じ来る、其
距離凡そ二里
其聲は
距離が
遠いので、
劇しく
宗助の
鼓膜を
打つ
程、
強くは
響かなかつたけれども、たしかに
精一杯威を
振つたものであつた。さうして
只一人の
咽喉から
出た
個人の
特色を
帶びてゐた。
一間ほどの
距離を
置いて
竝んでゐるといふようなあり
樣であります。
をちの
柳といふのも、はっきりと、
何本あるとも、どの
位の
距離にあるともいはれないで、まづほのかな
色あひで、
幾本か
竝んでゐるといふ
感じを
起させるためなのです。
どうぢや
目茶くちやな
点だつて ある
距離から見ると そんなに
真すぐに見えるんぢや
往來傍には
又岸に
臨むで、
果しなく
組違へた
材木が
並べてあるが、二十三十づゝ、
四ツ
目形に、
井筒形に、
規律正しく、
一定した
距離を
置いて、
何處までも
續いて
居る、
四ツ
目の
間を、
井筒の
彼方を
今宵はわけて
趣味ある
樣に
覺えたので
眼も
放たず、それからそれと
眺めて
行く
内、ふと
眼に
止つた一つの
有樣——それは
此處から五百
米突ばかりの
距離に
停泊して
居る一
艘の
蒸滊船で
それは
主に
海岸の
砂丘に
起つたものであつて
根府川の
山津浪とは
比較にならなかつたけれども、
雪崩れ
下つた
距離が
五六町に
及び、
山林、
田園道路に
可なりな
損害を
與へた。
“距離”の意味
《名詞》
距 離(きょり)
二つのものや場所の間の空間的な隔たり。
二つのものやひとの間の心理的・感覚的な隔たり。
(数学)二点を結ぶ線分の長さ。
(数学)ある集合の2つの要素 x, y から、次の4つの性質を満たす実数値関数 d(x, y) より算出される値。またはその関数。距離関数ともいう。上記のような意味の距離を一般化・抽象化したもので、幅広いものを距離として扱うことができる。
(出典:Wiktionary)