“某家”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なにがし33.3%
なにがしけ33.3%
ぼうけ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今度某家なにがしの娘が某方へ嫁入を致します。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
その年もようやく暮れて、十二月半ばごろに突如として省作の縁談が起こった。隣村某家なにがしけへ婿養子になることにほぼまったのである。
隣の嫁 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
『ひどいうじだなア。』と、一ばんちかつた某家ぼうけ武士ぶしそばからでも、死體したいまではまだ一間半けんはんばかりの距離きよりがあつた。
死刑 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)