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さくひん
ふりがな文庫
“
作品
(
さくひん
)” の例文
私
(
わたし
)
がI
子
(
こ
)
との
事件
(
じけん
)
でM、H
氏
(
し
)
に
攻撃
(
こうげき
)
されたことを、
私
(
わたし
)
が
悲観
(
ひかん
)
してゐるやうなことを、
私
(
わたし
)
は
私
(
わたし
)
の
最近
(
さいきん
)
の
作品
(
さくひん
)
で
書
(
か
)
いたりしたので
微笑の渦
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
如何にも作者が
熱情的
(
ねつじやうてき
)
で、
直情徑行的
(
ちよくじやうけいかうてき
)
な人であるやうな氣持がしますけれども、最う一歩
進
(
すゝ
)
めて、
作品
(
さくひん
)
の
底
(
そこ
)
を味つてゐると
三作家に就ての感想
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
現在
(
げんざい
)
欧米
(
おうべい
)
の
出版界
(
しゅっぱんかい
)
には、
斯
(
こ
)
う
言
(
い
)
った
作品
(
さくひん
)
が
無数
(
むすう
)
に
現
(
あら
)
われて
居
(
お
)
りますが、
本邦
(
ほんぽう
)
では、
翻訳書
(
ほんやくしょ
)
以外
(
いがい
)
にはあまり
類例
(
るいれい
)
がありません。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
その
時分
(
じぶん
)
には、
少
(
すく
)
ない
品数
(
しなかず
)
は、ますます
少
(
すく
)
なくなって、
完全
(
かんぜん
)
なものとては、だれか、
利助
(
りすけ
)
の
作品
(
さくひん
)
を
愛
(
あい
)
していたごく
少数
(
しょうすう
)
の
人
(
ひと
)
の
家庭
(
かてい
)
に
残
(
のこ
)
されたものか、また
さかずきの輪廻
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
クリストフは
目
(
め
)
がくらむような気がした。
自分
(
じぶん
)
の名前、
立派
(
りっぱ
)
な
表題
(
ひょうだい
)
、大きな
帖面
(
ちょうめん
)
、自分の
作品
(
さくひん
)
! これがそうなんだ。……彼はまだよく口がきけなかった。
ジャン・クリストフ
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
▼ もっと見る
ソログーブの
最大傑作
(
さいだいけっさく
)
は『
小悪魔
(
しょうあくま
)
』とされているが、われわれに
最
(
もっと
)
も
愛着
(
あいちゃく
)
を
感
(
かん
)
じさせる、
親
(
した
)
しみ
深
(
ぶか
)
い
作品
(
さくひん
)
は
短篇
(
たんぺん
)
、
殊
(
こと
)
に
少年少女
(
しょうねんしょうじょ
)
を
主題
(
しゅだい
)
にした
短篇小説
(
たんぺんしょうせつ
)
である。
身体検査
(新字新仮名)
/
フョードル・ソログープ
(著)
案
(
あん
)
ずるに、
此
(
こ
)
の
車
(
くるま
)
を
以
(
も
)
つて、
我
(
わ
)
が
作品
(
さくひん
)
を
礼
(
れい
)
するのであらう。
其
(
そ
)
の
厚志
(
かうし
)
、
敢
(
あへ
)
て、
輿
(
こし
)
と
駕籠
(
かご
)
と
破
(
やぶ
)
れ
傘
(
がさ
)
とを
択
(
えら
)
ばぬ。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
此
(
こ
)
の
本
(
ほん
)
にあつめたものは、その二ツ三ツを
除
(
のぞ
)
いて、みんなわたしの
獨創
(
どくそう
)
による
作品
(
さくひん
)
であります。
ちるちる・みちる
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
「そりゃそうだろう、
波
(
なみ
)
の
作品
(
さくひん
)
だよ。」
ラクダイ横町
(新字新仮名)
/
岡本良雄
(著)
つまるところ、
本書
(
ほんしょ
)
は
小櫻姫
(
こざくらひめ
)
が
通信者
(
つうしんしゃ
)
、T
女
(
じょ
)
が
受信者
(
じゅしんしゃ
)
、そして
私
(
わたくし
)
が
筆録者
(
ひつろくしゃ
)
、
総計
(
そうけい
)
三
人
(
にん
)
がかりで
出来
(
でき
)
上
(
あが
)
った、一
種
(
しゅ
)
特異
(
とくい
)
の
作品
(
さくひん
)
、
所謂
(
いわゆる
)
霊界
(
れいかい
)
通信
(
つうしん
)
なのであります。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
私が「和解」を
非常
(
ひじやう
)
に傑れた
作品
(
さくひん
)
だと主張するに反して、井汲や小島は「和解」を餘り
感心
(
かんしん
)
してゐないのです。
三作家に就ての感想
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
一
代
(
だい
)
を
通
(
つう
)
じて
寡作
(
かさく
)
でありましたうえに、
名利
(
みょうり
)
というようなことは、すこしも
考
(
かんが
)
えなかった
人
(
ひと
)
でしたから、べつに
交際
(
こうさい
)
をした
人
(
ひと
)
も
少
(
すく
)
なく、いい
作品
(
さくひん
)
ができたときは
さかずきの輪廻
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
胃弱
(
ゐじやく
)
にして、うちたてをこなし
得
(
え
)
ないが
故
(
ゆゑ
)
に、ぐちやり、ぐちやりと、
唾
(
つば
)
とともに、のびた
蕎麥
(
そば
)
を
噛
(
か
)
むのは
御勝手
(
ごかつて
)
だが、その
舌
(
した
)
で、
時々
(
とき/″\
)
作品
(
さくひん
)
の
批評
(
ひへう
)
などすると
聞
(
き
)
く。
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
竹村
(
たけむら
)
はその
事
(
こと
)
について、その
当時
(
たうじ
)
別
(
べつ
)
に
批評
(
ひひやう
)
がましい
意見
(
いけん
)
をもたうとは
思
(
おも
)
はなかつたけれど、ずつと
後
(
のち
)
になつて
振返
(
ふりかへ
)
つてみると、
彼女
(
かのぢよ
)
は
彼
(
かれ
)
の
作品
(
さくひん
)
と
実際
(
じつさい
)
の
手紙
(
てがみ
)
によつて
彼女の周囲
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
少年時代の
快楽
(
かいらく
)
——
詠唱曲
(
アリア
)
、
三拍子曲
(
ミニュエット
)
、
円舞曲
(
ワルツ
)
、
行進曲
(
マーチ
)
。ジャン・クリストフ・クラフト
作品
(
さくひん
)
Ⅰ。
ジャン・クリストフ
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
然
(
しか
)
しただ一人久保田さんが
纎細
(
せんさい
)
緻
密
(
みつ
)
な
作品
(
さくひん
)
を書く人でありながら
球突
(
たまつき
)
ではひどく
不器用
(
ぶきよう
)
なのを
除
(
のぞ
)
けばそれぞれに
球突
(
たまつき
)
の中にも
作品
(
さくひん
)
の
感
(
かん
)
じが
現
(
あらは
)
れてくるから
面
(
おも
)
白い。
文壇球突物語
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
……
汝等
(
なんじら
)
、
此処
(
こゝ
)
に、
立処
(
たちどころ
)
に
作品
(
さくひん
)
の
影
(
かげ
)
の
顕
(
あら
)
はれたる
此
(
こ
)
の
幻
(
まぼろし
)
の
姿
(
すがた
)
に
対
(
たい
)
して、
其
(
そ
)
の
礼
(
れい
)
無
(
な
)
きを
恥
(
は
)
ぢざるや……
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
教会
(
きょうかい
)
へあつまる
子供
(
こども
)
らの
画
(
え
)
には、それぞれ
特色
(
とくしょく
)
があり、
個性
(
こせい
)
があらわれていたので、
教会
(
きょうかい
)
では、それらの
作品
(
さくひん
)
をあつめて、一
般
(
ぱん
)
にしめす
展覧会
(
てんらんかい
)
を
催
(
もよお
)
すことになりました。
天女とお化け
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
彼
(
かれ
)
は、自分よりも長い
生命
(
いのち
)
があるに
違
(
ちが
)
いないと感じた
孫
(
まご
)
の
作品
(
さくひん
)
の中に、自分のまずい
一節
(
ひとふし
)
をはさみ込むという、きわめて
罪
(
つみ
)
のない
楽
(
たの
)
しみを、おさえることができなかったのである。
ジャン・クリストフ
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
彼
(
かれ
)
の
作品
(
さくひん
)
と
彼
(
かれ
)
の
盛名
(
せいめい
)
と
彼
(
かれ
)
の
手紙
(
てがみ
)
、
乃至
(
ないし
)
は
写真
(
しやしん
)
のやうなものから
想像
(
さうざう
)
された
年少作家
(
ねんせうさくか
)
大久保
(
おほくぼ
)
が、
何
(
ど
)
んなに
美
(
うつく
)
しい
幻影
(
げんえい
)
と
憧憬心
(
あこがれごころ
)
の
多
(
おほ
)
い
彼女
(
かのぢよ
)
の
情熱
(
じやうねつ
)
を
唆
(
そゝ
)
つたかは、
竹村
(
たけむら
)
にも
大凡
(
おほよ
)
そ
想像
(
さうざう
)
ができるのであつた。
彼女の周囲
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
球
(
たま
)
の
突
(
つ
)
き
振
(
ふり
)
に
作品
(
さくひん
)
の
感
(
かん
)
じが
現
(
あらは
)
れるといへば、
實
(
じつ
)
に
私
(
わたし
)
にとつて
忘
(
わす
)
れ
難
(
かた
)
いのは亡き岩野泡鳴さんだつた。
文壇球突物語
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
疾
(
と
)
く
我
(
わ
)
が
小刀
(
こがたな
)
を
袋
(
ふくろ
)
に
納
(
をさ
)
めて、
頤杖
(
あごづゑ
)
して
待
(
ま
)
つて
居
(
ゐ
)
た
老爺
(
ぢい
)
は、
雪枝
(
ゆきえ
)
の
作品
(
さくひん
)
を
掌
(
て
)
に
据
(
す
)
えて
煙管
(
きせる
)
を
啣
(
くは
)
えた。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
ひとたび
土中
(
どちゅう
)
にうずもれた
金塊
(
きんかい
)
は、かならず、いつか
土
(
つち
)
の
下
(
した
)
から
光
(
ひかり
)
を
放
(
はな
)
つときがあるように、
利助
(
りすけ
)
の
作品
(
さくひん
)
が、また、
芸術
(
げいじゅつ
)
を
愛好
(
あいこう
)
する
人
(
ひと
)
たちから
騒
(
さわ
)
がれるときがきたのでした。
さかずきの輪廻
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
政治学
(
せいぢがく
)
とか
社会学
(
しやくわいがく
)
とか、さう
言
(
い
)
つた
意味
(
いみ
)
での
修養
(
しうやう
)
が、むしろ
彼
(
かれ
)
に
新
(
あたら
)
しい
広
(
ひろ
)
い
道
(
みち
)
を
開
(
ひら
)
いてくれるだらうと
思
(
おも
)
つた。
彼
(
かれ
)
の
特異
(
とくい
)
な
恋愛病
(
れんあいびやう
)
が、
作品
(
さくひん
)
の
重
(
おも
)
なる
要素
(
えうそ
)
であることが、
後
(
のち
)
になつて
竹村
(
たけむら
)
にもわかつた。
彼女の周囲
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
これは
無論
(
むろん
)
作者
(
さくしや
)
に對する一
種
(
しゆ
)
の
僻見
(
へきけん
)
かも知れませんが、
事實
(
じじつ
)
に於ては、私も氏の
作品
(
さくひん
)
に強く心を
惹
(
ひ
)
かれ乍らも、どこかにまだ
心持
(
こゝろもち
)
にぴつたり來ない點がないではありません。
三作家に就ての感想
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
作
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
品
常用漢字
小3
部首:⼝
9画
“作品”で始まる語句
作品程