“帖面”の読み方と例文
読み方割合
ちょうめん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
耳にはさんだ筆をとると、さらさらと帖面ちょうめんの上を走らせ、やがて、それを口にくわえて算盤そろばんはじくその姿がいかにもかいがいしく見えた。
夫婦善哉 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
クリストフはがくらむような気がした。自分じぶんの名前、立派りっぱ表題ひょうだい、大きな帖面ちょうめん、自分の作品さくひん! これがそうなんだ。……彼はまだよく口がきけなかった。
ジャン・クリストフ (新字新仮名) / ロマン・ロラン(著)