將來しやうらい)” の例文
新字:将来
こと青年輩せいねんはい身心しん/\發育はついく時代じだいにあるものには、いまよりこのはふ實行じつかうして體力たいりよく培養ばいやうし、將來しやうらい大成たいせいはかことじつ肝要かんえうならずや。
命の鍛錬 (旧字旧仮名) / 関寛(著)
かれはやし持主もちぬしうてつたのである。それでもあまりにひとくち八釜敷やかましいので主人しゆじんたゞ幾分いくぶんでも將來しやうらいいましめをしようとおもつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
かれ直接ちよくせつちゝ紹介せうかいた。ちゝとほして間接かんせつその知人ちじん紹介せうかいた。さうして自分じぶん將來しやうらい影響えいきやうやうひと物色ぶつしよくして、二三の訪問はうもんこゝろみた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
注意ちういはらふ」だの「ちか將來しやうらい」などは、おかしいけれどもまだ意味いみかるが、めうつてまはつて、意味いみつうじないのは、まことにまる。
国語尊重 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
またぱうからへばきん解禁かいきんをなすことが日本にほん經濟けいざい立直たてなほしを將來しやうらい財界ざいかい安定あんてい招來せうらいする所以ゆゑんである。
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
しか無論むろんかれ自身じしんなんつみもなきこと、また將來しやうらいおいても殺人さつじん窃盜せつたう放火はうくわなどの犯罪はんざいだんじてぬとはつてゐるが、またひとりつく/″\とうもおもふたのであつた。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
武村兵曹たけむらへいそうこの將來しやうらい非常ひじやう有望いうぼう撰手せんしゆであるとかたつたがたゞ野球やきゆうばかりではなくかれ※去くわこねんあひだ櫻木海軍大佐さくらぎかいぐんたいさ嚴肅げんしゆくなる、慈悲じひふかしたしく薫陶くんとうされたこととて
かくごとくして國債こくさい巨額きよがくえることは、やがては日本にほん産業資金さんげふしきん壓迫あつぱくして、將來しやうらい我國産業わがくにさんげふ發達はつたつさまたげる。
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
御米およね其時そのとき眞面目まじめ態度たいど眞面目まじめこゝろつて、易者えきしやまへすわつて、自分じぶん將來しやうらいむべき、またそだてるべき運命うんめいてんからあたへられるだらうかをたしかめた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
彼等かれらとなり主人しゆじんたいして平素へいそむくいようとするよりも將來しやうらいおそれてる。彼等かれらみなひとしくしづかにおちついた白晝はくちうにはたつことが家族かぞくやすいことをつてるのである。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
が、作用さようにはなにもない。たいして恐怖きようふいだ臆病者おくびやうものは、こともつ自分じぶんなぐさめること出來できる。すなはたい將來しやうらいくさいしひきがへるうちつて、生活せいくわつするとこともつなぐさむることが出來できる。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
それでも一度いちどぐらゐ小六ころく姿すがたがぼんやりあたまおくいてことがあつて、その時丈ときだけは、彼奴あいつ將來しやうらいなんとかかんがへてかなくつちやならないとおこつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
外國ぐわいこくむかつて日本にほんかね支拂しはらひ必要ひつえうとしないと程度ていどまで改善かいぜんされると見込みこみつたのである、この貿易ぼうえき状態じやうたい爲替相場かはせそうば將來しやうらいつい適確てきかくなる見込みこみつることを
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)