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明
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みん
ふりがな文庫
“
明
(
みん
)” の例文
明
(
みん
)
代も
元
(
げん
)
の後を
亨
(
う
)
けて、小説戯曲類は盛んに出て居ります。小説では
西遊記
(
さいゆうき
)
、
金瓶梅
(
きんぺいばい
)
のたぐいは、どなたもよく御承知でございます。
中国怪奇小説集:13 輟耕録(明)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
言葉は通じなかつたが、五峯といふ
明
(
みん
)
の儒生が乗つてゐて筆談を交すことができた。ところが、船中に特に異様な二名の人物がゐる。
鉄砲
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
十数年の長いあいだ、
陶器
(
すえもの
)
の技術を
習
(
まな
)
ぼうため、
明
(
みん
)
の
景徳鎮
(
けいとくちん
)
に渡り、かの地にとどまるうち、異国の一女を妻として子まで生ました。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
茶の進化の三時期——
唐
(
とう
)
、
宋
(
そう
)
、
明
(
みん
)
の時代を表わす
煎茶
(
せんちゃ
)
、
抹茶
(
ひきちゃ
)
、
淹茶
(
だしちゃ
)
——茶道の鼻祖陸羽——三代の茶に関する理想——後世のシナ人には
茶の本:04 茶の本
(新字新仮名)
/
岡倉天心
、
岡倉覚三
(著)
宣徳
(
せんとく
)
九年(一四三四)という年に、
明
(
みん
)
の朝廷に輸送せられた琉球の貢物目録には、海巴五百五十万個という大きな数字が見える。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
▼ もっと見る
明
(
みん
)
の末の話である。
中州
(
ちゅうしゅう
)
に
焦鼎
(
しょうてい
)
という書生があって、友達といっしょに
汴
(
べん
)
の
上流
(
かわかみ
)
へ往ったが、そのうちに
清明
(
せいめい
)
の季節となった。
虎媛
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
いわゆる和冦の異称たる
胡蝶陣
(
こちょうじん
)
の名は、堂々たる大
明
(
みん
)
の朝廷をして
困頓
(
こんとん
)
せしめ、沿海の人民をして、
胆肝
(
たんかん
)
を寒からしめたり。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
そうして国内を統一し、自分の発意で
明
(
みん
)
と朝鮮とを、敵国として戦った。天皇は、権力とは、まったく無関係におかれた。
天皇:誰が日本民族の主人であるか
(新字新仮名)
/
蜷川新
(著)
此処は当時
明
(
みん
)
や朝鮮や南海との公然または秘密の交通貿易の要衝で大富有の地であった泉州堺の、町外れというのでは無いが物静かなところである。
雪たたき
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
穗「そんな読みようはない、
明
(
みん
)
の
樓英
(
ろうえい
)
の
著
(
あら
)
わした
医学綱目
(
いがくこうもく
)
という書物がある、その
中
(
うち
)
の
蘆膾丸
(
ろかいがん
)
というのが宜しい」
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
明
(
みん
)
の
宣宗
(
せんそう
)
の宣徳年間には、宮中で
促織
(
こおろぎ
)
あわせの遊戯を盛んにやったので、毎年民間から献上さしたが、この促繊は
故
(
もと
)
は西の方の国にはいないものであった。
促織
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
あくるどしの正月
碧蹄館
(
へきていかん
)
のたゝかいに
明
(
みん
)
の大軍を打ちやぶりまして味方が大勝利を得ましたことがござります。
聞書抄:第二盲目物語
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
見られよ、あの苦心になる
絢爛
(
けんらん
)
な
柿右衛門
(
かきえもん
)
の
赤絵
(
あかえ
)
に対し、
明
(
みん
)
代の
下手
(
げて
)
な五彩は圧倒的
捷利
(
しょうり
)
を示すではないか。
工芸の道
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
それにしても私たちが聞きかじつてゐる明治以前の文明は、みんな、
唐
(
たう
)
や
明
(
みん
)
を通してきてゐるものだけに、私たちにはわからないから、ただ、ボヤツと驚いた。
日本橋あたり
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
明
(
みん
)
の
万暦
(
ばんれき
)
の
初
(
はじめ
)
閩中
(
みんちゆう
)
連江といふ所の人蛤を
剖
(
わり
)
て玉を
得
(
え
)
たれども
不識
(
みしらず
)
これを
烹
(
に
)
る、
珠
(
たま
)
釜
(
かま
)
の中に
在
(
あり
)
て
跳躍
(
をどりあがり
)
して
定
(
さだまら
)
ず、
火光
(
くわくわう
)
天
(
そら
)
に
燭
(
もゆ
)
、
里人
(
さとびと
)
火事
(
くわじ
)
ならんと
驚
(
おどろ
)
き来りてこれを救ふ。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
足利義政将軍は、色々結構な物を
明
(
みん
)
から輸入した。織物、陶器、書物——何一つとして珍しくないものはなかつたが、中に一番気に入つたのは一羽の
鸚哥
(
いんこ
)
であつた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
漢
(
かん
)
の
高祖
(
こうそ
)
が
丁公
(
ていこう
)
を
戮
(
りく
)
し、
清
(
しん
)
の
康煕
(
こうき
)
帝が
明
(
みん
)
末の
遺臣
(
いしん
)
を
擯斥
(
ひんせき
)
し、日本にては
織田信長
(
おだのぶなが
)
が
武田勝頼
(
たけだかつより
)
の
奸臣
(
かんしん
)
、すなわちその主人を織田に売らんとしたる
小山田義国
(
おやまだよしくに
)
の
輩
(
はい
)
を
誅
(
ちゅう
)
し
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
どうして、こんなところへ、こんな作物が舞い込んだかと思われるほど、支那の
元
(
げん
)
明
(
みん
)
あたりの名家へ持って行きたい軸物も、時おり現われて来ることに感心しました。
大菩薩峠:31 勿来の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
徂徠は
林羅山
(
はやしらざん
)
出でて後幕府の指定した宋儒朱氏程氏の学説に疑を抱きこれを排斥して専ら
明
(
みん
)
の復古学を主張し、その才学と
豪邁
(
ごうまい
)
の気性とは
能
(
よ
)
く一世を
風靡
(
ふうび
)
するに至った。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
この本は内容の大部分を
明
(
みん
)
の時代の「
知嚢
(
ちのう
)
」からとったもので、政治、軍事その他世事百般の知謀術策の物語が集めてあるが、その第三巻「
察智
(
さっち
)
」の巻が裁判物語である。
探偵小説の「謎」
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
主として
明
(
みん
)
律、
清
(
しん
)
律などを基礎として立案したのであるが、伯は
夙
(
つと
)
に泰西の法律に着目し、
箕作麟祥
(
みつくりりんしょう
)
氏に命じてフランスの刑法法典を翻訳せしめ、これを編輯局に持参して
法窓夜話:02 法窓夜話
(新字新仮名)
/
穂積陳重
(著)
陶物
(
すえもの
)
を出す
窯
(
かま
)
はほかにもあるのだ。市外のパリアンに
明
(
みん
)
人の窯があるというので、翌日、行ってみたが、安南あたりのものらしいというだけで、かくべつな意見もなかった。
呂宋の壺
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
龔廷賢
(
きょうていけん
)
を
宗
(
そう
)
とする治法を施したのである。曼公、名は
笠
(
りつ
)
、
杭州
(
こうしゅう
)
仁和県
(
じんわけん
)
の人で、曼公とはその
字
(
あざな
)
である。
明
(
みん
)
の
万暦
(
ばんれき
)
二十四年の
生
(
うまれ
)
であるから、長崎に来た時は五十八歳であった。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
支那の
僻陬
(
へきすう
)
の地の農民たちは、日清戦争があったことも、
清
(
しん
)
が
明
(
みん
)
に取ってかわったことも知らずに、しかし、軍隊の略奪には恐ろしく警戒して生きている、──こういうことは
明治の戦争文学
(新字新仮名)
/
黒島伝治
(著)
斎藤政吉といって同業者の間では名の売れた人であったが、この人が
明
(
みん
)
製の白衣観音を持っておった。それは非常な逸品でもあるというので、斎藤氏が自慢に私に見せてくれた。
幕末維新懐古談:50 大病をした時のことなど
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
しろ。そうして死ぬまで探すがいい。君尾様、君尾様、君尾様とな! 水戸家の御曹司光圀様、
明
(
みん
)
の亡命大学者、朱舜水先生に守られていたでは、どんな野郎にだって歯は立つめえ
剣侠受難
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
新井白石
(
あらいはくせき
)
は加州を「天下の書府なり」と云い、
荻生徂徠
(
おぎうそらい
)
は「
加越能
(
かえつのう
)
三州に窮民なし」と云った。また
明
(
みん
)
の
僧
(
そう
)
高泉
(
こうせん
)
は
文宣王
(
ぶんせんおう
)
の治世に比して「さらに数歩を進めたるもの」とさえ称した。
日本婦道記:梅咲きぬ
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
むろん和様には遠く
唐様
(
からやう
)
の分子がまさつてゐて、
明
(
みん
)
末
清
(
しん
)
初あたりの某々の書に、いくらか似たのがないでもないが、それにしても小味な個性とはちがつて、茫漠とした気宇が横溢してゐる。
秋艸道人の書について
(新字旧仮名)
/
吉野秀雄
(著)
これがヤギと等しく、ブタという畜生の名が
明
(
みん
)
の代既に日本にあった証拠で、義光は飯田忠彦の『野史』一六五に拠れば、大正十二年より三百九年前に当る慶長十九年正月六十九歳で死んだ。
十二支考:10 猪に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
ひと口に中国料理は世界一と言いますが、中国料理が進んでいたのは
明
(
みん
)
代であって、今日ではない。それはどうしてかと言うと、中国の食器は、明代の食器が一番、美的に優れているからです。
食器は料理のきもの
(新字新仮名)
/
北大路魯山人
(著)
其の才略抜群で
後
(
のち
)
秀吉が天下経営の相談相手となり、秀吉から「日本の蓋でも勤まる」と言われたが、而も武勇抜群で、朝鮮の
役
(
えき
)
には
碧蹄館
(
へきていかん
)
に於て、十万の
明
(
みん
)
軍を相手に、決戦した勇将である。
厳島合戦
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
蔚山城
(
うるさんじょう
)
のかこみのとけたのは、正月三日で、
宇喜多秀家
(
うきたひでいえ
)
、
蜂須賀阿波守
(
はちすかあわのかみ
)
、
毛利輝元
(
もうりてるもと
)
など十
余
(
よ
)
大将
(
たいしょう
)
が、
背後
(
はいご
)
から
明
(
みん
)
の大軍を破った。このとき
入城
(
にゅうじょう
)
してきた毛利輝元は、
重臣
(
じゅうしん
)
宍戸備前守
(
ししどびぜんのかみ
)
にむかって
三両清兵衛と名馬朝月
(新字新仮名)
/
安藤盛
(著)
中世紀の僧侶でもあり、名高い畫家でもあつた雪舟は出世修養期を
周防
(
すはう
)
の
雲谷庵
(
うんこくあん
)
に、
明
(
みん
)
より歸朝後の活動期を
豐後
(
ぶんご
)
(?)の天開樓に送つた後、石見に來てその最後の老熟期に達したといはれてゐる。
山陰土産
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
この無花果の字面は
明
(
みん
)
の
汪頴
(
おうえい
)
の『
食物本草
(
しょくもつほんぞう
)
』に初めて出ている。
植物一日一題
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
また朝鮮の戦地には
明
(
みん
)
の大軍が応援に来たというのであるから、その
軍
(
いくさ
)
の模様によっては更に加勢の人数を繰出さなければならない。
馬妖記
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
「異国の……」と、万太郎は目を
冴
(
さ
)
えさせて、「異国と申しても、
種々
(
さまざま
)
、
明
(
みん
)
のものか、
高麗
(
こま
)
のものか、あるいは
呂宋刀
(
るそんもの
)
でござりますか」
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
五兵衛の食膳へのせる梅干の壺は
明
(
みん
)
の高価な焼物だということであった。大きなツブの揃った何十年も経たかと思われる梅干がまだ六ツ残っていた。
明治開化 安吾捕物:02 その一 舞踏会殺人事件
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
蓋
(
けだ
)
し
此
(
この
)
時に当って、元の
余孽
(
よけつ
)
猶
(
なお
)
所在に存し、
漠北
(
ばくほく
)
は論無く、
西陲南裔
(
せいすいなんえい
)
、
亦
(
また
)
尽
(
ことごと
)
くは
明
(
みん
)
の
化
(
か
)
に
順
(
したが
)
わず、
野火
(
やか
)
焼けども尽きず、春風吹いて亦生ぜんとするの
勢
(
いきおい
)
あり。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
仕事は甚しく
臆病
(
おくびょう
)
である。人はこれを丁寧という辞に置きかえる。しかしかかる丁寧さが美を保障すると思ったら間違いである。あの支那の
明
(
みん
)
の染附を想い浮べる。
北九州の窯
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
明
(
みん
)
の
万暦
(
ばんれき
)
の
初
(
はじめ
)
閩中
(
みんちゆう
)
連江といふ所の人蛤を
剖
(
わり
)
て玉を
得
(
え
)
たれども
不識
(
みしらず
)
これを
烹
(
に
)
る、
珠
(
たま
)
釜
(
かま
)
の中に
在
(
あり
)
て
跳躍
(
をどりあがり
)
して
定
(
さだまら
)
ず、
火光
(
くわくわう
)
天
(
そら
)
に
燭
(
もゆ
)
、
里人
(
さとびと
)
火事
(
くわじ
)
ならんと
驚
(
おどろ
)
き来りてこれを救ふ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
煮る団茶、かき回す粉茶、
淹
(
だ
)
す
葉茶
(
はぢゃ
)
はそれぞれ、
唐
(
とう
)
、
宋
(
そう
)
、
明
(
みん
)
の気分を明らかに示している。
茶の本:04 茶の本
(新字新仮名)
/
岡倉天心
、
岡倉覚三
(著)
剪燈新話は
明
(
みん
)
の
瞿佑
(
くゆう
)
と云う学者の手になったもので、それぞれ特色のある二十一篇の怪奇談を集めてあるが、この説話集は文明年間に日本に
舶来
(
はくらい
)
して、日本近古の怪談小説に影響し
牡丹灯籠 牡丹灯記
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
忠「其の書物は
明
(
あきら
)
かの
樓
(
たかどの
)
いえなに
明
(
みん
)
の樓英の著わした医学綱目という書物がある」
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
鳩古堂は唐物商で、
明
(
みん
)
国と取引があり、書籍や紙、筆、墨、
硯
(
すずり
)
などを扱っていた。あるじは仁左衛といい、伊達家の御用もつとめていたし、甲斐とはまえから、親しいつきあいがあった。
樅ノ木は残った:01 第一部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
もし
明
(
みん
)
朝
顛覆
(
てんぷく
)
の源因について求めば、和冦
固
(
もと
)
よりその一なるを疑うべからず。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
唐
(
とう
)
律、
明
(
みん
)
律、
清
(
しん
)
律などを参酌して立案し、同年八、九月の頃に至ってその草案は出来上ったが、当時の参議
副島種臣
(
そえじまたねおみ
)
氏はこれを閲読して、草案「賊盗律」中に
謀反
(
むほん
)
、大逆の
条
(
くだり
)
あるを発見して
法窓夜話:02 法窓夜話
(新字新仮名)
/
穂積陳重
(著)
明
(
みん
)
の遺臣
朱舜水
(
しゅしゅんすい
)
、三筋に別れている峠道の、その一つをばたどっていた。
剣侠受難
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
徳
(
とく
)
州の兵器庫は
明
(
みん
)
代の末から久しく
鎖
(
とざ
)
されていたが、順治の初年、役人らが戸を明けると、奥の壁の下に小さい人間を見いだした。
中国怪奇小説集:15 池北偶談(清)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
舜水
(
しゅんすい
)
先生のお好きなものであった。先生の故国、
明
(
みん
)
の
浙江
(
せっこう
)
のそれと風味が似ておるとか。先生
逝
(
ゆ
)
いてもう十年、お
偲
(
しの
)
びする話題ともなろう
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
タイカフサメは切支丹国禁の張本人になつてをり(シローテは決して家康のことを言はない)
明
(
みん
)
ばかりでなくマニラ遠征を企てゝゐた——企てもしなかつたが
イノチガケ:――ヨワン・シローテの殉教――
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
“明”の解説
歴史学/東洋史中国
明(みん)は、中国の王朝である。1368年から1644年まで存在し、明朝あるいは大明とも号した。朱元璋が元を北へ逐って建国し、李自成軍による滅亡の後には、清が李自成政権(順)と明の再建を目指す南明政権を制圧して中国大陸を支配した。
(出典:Wikipedia)
明
常用漢字
小2
部首:⽇
8画
“明”を含む語句
明日
分明
明瞭
明朝
明白
黎明
光明
明星
薄明
灯明
説明
燈明
松明
明々
無明
打明
判明
鮮明
清明
明後日
...