“不識”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しらず42.9%
ふしき28.6%
みしらず28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
脅迫觀念は刻々時々に繼子共の上を襲つた。その襲はれた人の中にすず子があつた。自分自身もをつた。不知しらず不識しらず自分も矯激な言動をするやうになつた。ものは勢である。
計画 (旧字旧仮名) / 平出修(著)
第五図のあのK興奮の曲線は博士が、不識ふしきのうちにみずからこの『キド効果』を摘出てきしゅつされたのに過ぎません
キド効果 (新字新仮名) / 海野十三(著)
みん万暦ばんれきはじめ閩中みんちゆう連江といふ所の人蛤をわりて玉をたれども不識みしらずこれをる、たまかまの中にあり跳躍をどりあがりしてさだまらず、火光くわくわうそらもゆ里人さとびと火事くわじならんとおどろき来りてこれを救ふ。