“摘出”の読み方と例文
読み方割合
てきしゅつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は確実に子宮の位置を知り、かつ、いかにしてそれを傷つけずに摘出てきしゅつするか、その最善方法をも専門的に心得ていた。
女肉を料理する男 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
光枝の愕きはのちに帆村が大花瓶の中に仕掛けた録音線ろくおんせんから、主人公の寝言を摘出てきしゅつしたときに絶頂に達した。
什器破壊業事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
背に射ちこまれた弾丸を摘出てきしゅつするのである。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)