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摘取
ふりがな文庫
“摘取”の読み方と例文
読み方
割合
つみと
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つみと
(逆引き)
紅
(
あか
)
い
木
(
こ
)
の
実
(
み
)
を
摘取
(
つみと
)
ると、すぐそれが
汚
(
けが
)
れて
了
(
しま
)
ひ、ちよいと
草木
(
くさき
)
の
根
(
ね
)
を
穿
(
ほじ
)
つても、この
手
(
て
)
が
付
(
つ
)
くと
凋
(
しぼ
)
んでゆく。
癩病やみの話
(新字旧仮名)
/
マルセル・シュウォッブ
(著)
籬には
蔓草
(
つるぐさ
)
が
埒無
(
らちな
)
く
纏
(
まと
)
いついていて、それに黄色い花がたくさん咲きかけていた。その花や
莟
(
つぼみ
)
をチョイチョイ
摘取
(
つみと
)
って、ふところの紙の上に
盛溢
(
もりこぼ
)
れるほど持って来た。
野道
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
そして真先に立つた一人が、
其辺
(
そこら
)
の
道傍
(
みちばた
)
に芽ぐんでゐる草の葉を摘むで、それに味噌をつけて食べると、
後
(
あと
)
に続いた者は
順繰
(
じゆんぐり
)
にその葉を
摘取
(
つみと
)
つて食はなければならぬ。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
摘取(つみと)の例文をもっと
(3作品)
見る
摘
常用漢字
中学
部首:⼿
14画
取
常用漢字
小3
部首:⼜
8画
“摘”で始まる語句
摘
摘草
摘出
摘録
摘発
摘綿
摘要
摘口
摘抉
摘毛
“摘取”のふりがなが多い著者
マルセル・シュウォッブ
幸田露伴
薄田泣菫