“つみと”の漢字の書き方と例文
語句割合
摘取100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
紅(あか)い木(こ)の実(み)を摘取(つみと)ると、すぐそれが汚(けが)れて了(しま)ひ、ちよいと草木(くさき)の根(ね)を穿(ほじ)つても、この手(て)が付(つ)くと凋(しぼ)んでゆく。
籬には蔓草(つるぐさ)が埒無(らちな)く纏(まと)いついていて、それに黄色い花がたくさん咲きかけていた。その花や莟(つぼみ)をチョイチョイ摘取(つみと)って、ふところの紙の上に盛溢(もりこぼ)れるほど持って来た。
野道 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
そして真先に立つた一人が、其辺(そこら)の道傍(みちばた)に芽ぐんでゐる草の葉を摘むで、それに味噌をつけて食べると、後(あと)に続いた者は順繰(じゆんぐり)にその葉を摘取(つみと)つて食はなければならぬ。