“剣秘不識篇”の読み方と例文
読み方割合
けんぴふしきへん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
羊腸ようちょうたる道を静かにひづめの音が辿る。馬上の侍は懐中ふところから一冊の古書を取りだして読み初めた。チラと下から表紙をのぞくと、「剣秘不識篇けんぴふしきへん」としてある。
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)