“荻生徂徠”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おぎゅうそらい75.0%
おぎうそらい8.3%
おぎふそらい8.3%
をきふそらい8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そもそも今日のように、さむらいと百姓とが、かっきりとわかれてしまったのは荻生徂徠おぎゅうそらいの説によると、北条時頼の時代からだそうです」
大菩薩峠:38 農奴の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
新井白石あらいはくせきは加州を「天下の書府なり」と云い、荻生徂徠おぎうそらいは「加越能かえつのう三州に窮民なし」と云った。またみんそう高泉こうせん文宣王ぶんせんおうの治世に比して「さらに数歩を進めたるもの」とさえ称した。
日本婦道記:梅咲きぬ (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
当時は支那かぶれの荻生徂徠をきふそらいが、日本を東夷とういと称してゐた時代だが、春満の「ふみ分けよ、大和にはあらぬから鳥の、跡を見るのみ人の道かは」
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)