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学者
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がくしゃ
ふりがな文庫
“
学者
(
がくしゃ
)” の例文
このおはなしは
結局
(
けっきょく
)
学者
(
がくしゃ
)
のアラムハラドがある日自分の
塾
(
じゅく
)
でまたある日山の雨の中でちらっと
感
(
かん
)
じた
不思議
(
ふしぎ
)
な
着物
(
きもの
)
についてであります。
学者アラムハラドの見た着物
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
この
土地
(
とち
)
のものではありませんが、みんなの
気持
(
きも
)
ちは、よくわかっています。お
役人
(
やくにん
)
や、
金持
(
かねも
)
ちや、
学者
(
がくしゃ
)
は、
自分
(
じぶん
)
らの
仲間
(
なかま
)
でない。
托児所のある村
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
それで、多くの
学者
(
がくしゃ
)
たちが集って、いろんな
面白
(
おもしろ
)
い
遊
(
あそ
)
びごとを考えだしては王子に
勧
(
すす
)
めました。すると王子はこう
答
(
こた
)
えました。
強い賢い王様の話
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
お
父上
(
ちちうえ
)
は、りっぱな
学者
(
がくしゃ
)
だった。その
血
(
ち
)
をひいたおまえが、
勉強
(
べんきょう
)
はだいきらいだなんていって、はずかしいとおもわぬか。
福沢諭吉:ペンは剣よりも強し
(新字新仮名)
/
高山毅
(著)
学問
(
がくもん
)
で
身
(
み
)
を
立
(
た
)
てることは
思
(
おも
)
いもよらないので、せめてりっぱな
子供
(
こども
)
を
生
(
う
)
んで、その子を
先祖
(
せんぞ
)
に
負
(
ま
)
けないえらい
学者
(
がくしゃ
)
に
仕立
(
した
)
てたいと
思
(
おも
)
い
立
(
た
)
ちました。
葛の葉狐
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
▼ もっと見る
ところが、こんど、寒い北の国から、ひとりの
学者
(
がくしゃ
)
が、そういうあつい国へ、そんなつもりではなく出てきました。
影
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
「お
祖父
(
じい
)
さんのいうことが
本当
(
ほんとう
)
なんだろう。あの人はたいへん
学者
(
がくしゃ
)
だ。音楽のことは
何
(
なん
)
でも知っている。ところがおれは、音楽のことはあまり知らないんだ。」
ジャン・クリストフ
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
お人よしのホールは
数字
(
すうじ
)
をかきこんだ紙を見ただけで、このへんな
客
(
きゃく
)
が、おかみさんの言うとおり、
学者
(
がくしゃ
)
なのだと思いこみ、すっかり安心してしまったのである。
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
学者
(
がくしゃ
)
は、いつか三
人
(
にん
)
の
男
(
おとこ
)
たちが、
幾
(
いく
)
百
年
(
ねん
)
の
後
(
のち
)
になって、しかもうちそろって、かぎを
持
(
も
)
ちながら
自分
(
じぶん
)
を
訪
(
たず
)
ねてきたことを
思
(
おも
)
い
出
(
だ
)
しました。
三つのかぎ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ともちかけて、いろいろな
学者
(
がくしゃ
)
たちの
力
(
ちから
)
を、それとなくためしてみましたが、あまりすぐれた
人
(
ひと
)
はみあたりませんでした。
福沢諭吉:ペンは剣よりも強し
(新字新仮名)
/
高山毅
(著)
この人の
何代
(
なんだい
)
か
前
(
まえ
)
の
先祖
(
せんぞ
)
は
阿倍
(
あべ
)
の
仲麻呂
(
なかまろ
)
という
名高
(
なだか
)
い
学者
(
がくしゃ
)
で、シナへ
渡
(
わた
)
って、
向
(
む
)
こうの
学者
(
がくしゃ
)
たちの中に
交
(
まじ
)
ってもちっとも
引
(
ひ
)
けをとらなかった人です。
葛の葉狐
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
ひどい
近眼鏡
(
きんがんきょう
)
をかけ、
長靴
(
ながぐつ
)
をはいた
学者
(
がくしゃ
)
らしい人が、
手帳
(
てちょう
)
に何かせわしそうに書きつけながら、つるはしをふりあげたり、スコップをつかったりしている
銀河鉄道の夜
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
その時のぼくの
先生
(
せんせい
)
のオリバー
教授
(
きょうじゅ
)
というのは、じつに
根性
(
こんじょう
)
のまがった男で、
学者
(
がくしゃ
)
のくせに
学問
(
がくもん
)
や
実験
(
じっけん
)
に身を入れないで、
世間
(
せけん
)
のひょうばんや
名声
(
めいせい
)
ばかりに気をとられているのだ。
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
画家
(
がか
)
が、
托児所
(
たくじしょ
)
の
小屋
(
こや
)
をとりいれて、
新緑
(
しんりょく
)
の
木立
(
こだち
)
を
写生
(
しゃせい
)
していました。
役人
(
やくにん
)
や、
学者
(
がくしゃ
)
の一
行
(
こう
)
が、そのそばを
通
(
とお
)
りかかりました。
托児所のある村
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ちょうどその
時
(
とき
)
、このお
屋敷
(
やしき
)
にその
時分
(
じぶん
)
学者
(
がくしゃ
)
で
名高
(
なだか
)
かった
大江匡房
(
おおえのまさふさ
)
という人が
来合
(
きあ
)
わせていて、やはり
感心
(
かんしん
)
して
聞
(
き
)
いていましたが、
帰
(
かえ
)
りがけに
一言
(
ひとこと
)
八幡太郎
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
しかし、せっかくできかかったものをやめてしまうのは、
学者
(
がくしゃ
)
のふめいよだというので、二、三
人
(
にん
)
のものは、
淀川
(
よどがわ
)
に
船
(
ふね
)
をうかべて、じっけんをつづけました。
福沢諭吉:ペンは剣よりも強し
(新字新仮名)
/
高山毅
(著)
汽車やその
学者
(
がくしゃ
)
や天の川や、みんないっしょにぽかっと光って、しいんとなくなって、ぽかっとともってまたなくなって、そしてその一つがぽかっとともると、あらゆる
広
(
ひろ
)
い
世界
(
せかい
)
ががらんとひらけ
銀河鉄道の夜
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
「もう、
取
(
と
)
りかえしのつかない
大昔
(
おおむかし
)
のことだ。すくなくも三百
年
(
ねん
)
は、その
時分
(
じぶん
)
からたっていよう……。」と、
学者
(
がくしゃ
)
は、
答
(
こた
)
えたのであります。
三つのかぎ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
匡房
(
まさふさ
)
がこんなことをいっていました。
何
(
なに
)
もわからない
学者
(
がくしゃ
)
のくせに、
生意気
(
なまいき
)
ではありませんか。」
八幡太郎
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
学者
(
がくしゃ
)
のアラムハラドはある年十一人の子を教えておりました。
学者アラムハラドの見た着物
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
学者
(
がくしゃ
)
の
手
(
て
)
によって、三
人
(
にん
)
の
見
(
み
)
ている
前
(
まえ
)
で、その
箱
(
はこ
)
は
開
(
ひら
)
かれました。
中
(
なか
)
には、ただ一
枚
(
まい
)
の
字
(
じ
)
を
書
(
か
)
いた
紙
(
かみ
)
がはいっていたのです。
三つのかぎ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
道満
(
どうまん
)
はその
時
(
とき
)
まで
日本
(
にっぽん
)
一の
学者
(
がくしゃ
)
で、
天文
(
てんもん
)
と
占
(
うらな
)
いの
名人
(
めいじん
)
という
評判
(
ひょうばん
)
でしたが、こんどは
天子
(
てんし
)
さまの
御病気
(
ごびょうき
)
を
治
(
なお
)
すことができないで、その
手柄
(
てがら
)
を
子供
(
こども
)
に
取
(
と
)
られてしまったのですから
葛の葉狐
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
それを
学者
(
がくしゃ
)
がしらべて、およそ二
万年
(
まんねん
)
も
前
(
まえ
)
の
人間
(
にんげん
)
の
骨
(
ほね
)
で、まだ
若
(
わか
)
い二十
歳
(
さい
)
前後
(
ぜんご
)
の
女
(
おんな
)
らしいが、たぶん
波
(
なみ
)
にただよって、
岸
(
きし
)
に
死体
(
したい
)
がついたものだろう。
アパートで聞いた話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「おなじ、
金属
(
きんぞく
)
で
造
(
つく
)
られたであろうに、どうして、この一つだけが、くさらなかったのでしょう。」と、
役場
(
やくば
)
の
書記
(
しょき
)
は、
学者
(
がくしゃ
)
にむかってたずねました。
うずめられた鏡
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
学者
(
がくしゃ
)
は、
都
(
みやこ
)
へ
帰
(
かえ
)
るため
汽車
(
きしゃ
)
に
乗
(
の
)
っていました。あざみの
花
(
はな
)
を
散
(
ち
)
らさないようにと、
帽子
(
ぼうし
)
にさしていたが、
窓
(
まど
)
によりかかっているうちに
居眠
(
いねむ
)
りをしました。
なまずとあざみの話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
学者
(
がくしゃ
)
が
学問
(
がくもん
)
のためにというので、
書記
(
しょき
)
も
心
(
こころ
)
をうごかせられたらしく、
熱心
(
ねっしん
)
に
説
(
と
)
きまわってくれるのです。そのかいあって、ついに
村
(
むら
)
で
発掘
(
はっくつ
)
をゆるしました。
うずめられた鏡
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
学者
(
がくしゃ
)
は、その
花
(
はな
)
を
帽子
(
ぼうし
)
にさしました。もっとこのあたりをたずねたら、
新
(
あたら
)
しい、
不思議
(
ふしぎ
)
な
植物
(
しょくぶつ
)
が
発見
(
はっけん
)
されないものでもないと、
目
(
め
)
をさらにして
歩
(
ある
)
いていました。
なまずとあざみの話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
しかし、
受
(
う
)
け
持
(
も
)
ちの
先生
(
せんせい
)
のいったことは、かならずしも
正
(
ただ
)
しくなかったことは、ずっと
後
(
のち
)
になってから、
吉雄
(
よしお
)
が
有名
(
ゆうめい
)
なすぐれた
学者
(
がくしゃ
)
になったのでわかりました。
ある日の先生と子供
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
それは、みつばちが、
先刻
(
せんこく
)
いった
学者
(
がくしゃ
)
たちの一
行
(
こう
)
であります。その
中
(
うち
)
の
白
(
しろ
)
い
洋服
(
ようふく
)
を
着
(
き
)
て、
眼鏡
(
めがね
)
をかけた
一人
(
ひとり
)
は、とこなつの
花
(
はな
)
の
咲
(
さ
)
いている
前
(
まえ
)
に
歩
(
あゆ
)
み
寄
(
よ
)
りました。
公園の花と毒蛾
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
また、
彼
(
かれ
)
らの
中
(
なか
)
には、まれには、
学者
(
がくしゃ
)
のおちぶれも、まじっていますので、およびもつかない
天界
(
てんかい
)
のことや、または
吉凶
(
きっきょう
)
の
予言
(
よげん
)
みたいなことまでも
申
(
もう
)
しあげます。
珍しい酒もり
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
学者
(
がくしゃ
)
が、
池
(
いけ
)
のほとりに
立
(
た
)
って、
心
(
こころ
)
ありげに、よくあたりの
景色
(
けしき
)
をながめていると、
学者
(
がくしゃ
)
を
案内
(
あんない
)
した
役場
(
やくば
)
の
若
(
わか
)
い
書記
(
しょき
)
が、かたわらで、
伝説
(
でんせつ
)
めいたことを
聞
(
き
)
かせました。
うずめられた鏡
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「なにか、
新
(
あたら
)
しい
発見
(
はっけん
)
をして、
博士
(
はくし
)
になろう。」と、
学者
(
がくしゃ
)
の
目
(
め
)
は
希望
(
きぼう
)
に
燃
(
も
)
えていました。
なまずとあざみの話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
このことを、ある
年
(
とし
)
の
若
(
わか
)
い
医者
(
いしゃ
)
が
聞
(
き
)
きました。その
医者
(
いしゃ
)
は
学者
(
がくしゃ
)
でありました。そして、あまり
世間
(
せけん
)
には
顔
(
かお
)
を
出
(
だ
)
さず、いっしょうけんめいに
研究
(
けんきゅう
)
をしているまじめな
人
(
ひと
)
でありました。
笑わない娘
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
毒蛾
(
どくが
)
ですとも、
昨夜
(
さくや
)
、ついこのベンチに
腰
(
こし
)
をかけていた
男
(
おとこ
)
が、あの
蛾
(
が
)
に
刺
(
さ
)
されたのです。そして、
病気
(
びょうき
)
になったというので、やはり
学者
(
がくしゃ
)
が、
今日
(
きょう
)
この
公園
(
こうえん
)
にきて、
蛾
(
が
)
を
探
(
さが
)
しています。
公園の花と毒蛾
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「いま、
僕
(
ぼく
)
、
学者
(
がくしゃ
)
にあってきたのだよ。」と、
信吉
(
しんきち
)
は
得意
(
とくい
)
になって
銀河の下の町
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“学者”の解説
学者(がくしゃ)とは、学問の研究や教授を専門職とする人、または、学問のある人、豊富な知識のある人。一般に博識な人や物知りな人物に対しても用いられる。一般には研究者(けんきゅうしゃ)と同義の言葉と扱われる。学問の専門家。
(出典:Wikipedia)
学
常用漢字
小1
部首:⼦
8画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
“学者”で始まる語句
学者の家
学者生活保全