“信吉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しんきち60.0%
のぶよし20.0%
のぶきち20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
信吉しんきちは、あのひとたちも、もうこのまちってしまったとおもいました。よるになると、うら野菜圃やさいばたけで、うまおいのこえがきこえました。
銀河の下の町 (新字新仮名) / 小川未明(著)
錦橋十八世の祖頼氏よりうぢの弟信吉のぶよしは水津重時の家を継いだ。降つて錦橋の高祖父信重は、実は信吉十二世の孫水津信道の子であつた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
いわんや老少不常にして、先年すで小幡仁三郎おばたじんざぶろう、藤野善蔵ぜんぞう蘆野あしの巻蔵、村尾真一、小谷忍おたにしのぶ、馬場辰猪たつい等の諸氏をうしない、又近年に至りては藤田茂吉もきち、藤本寿吉じゅきち、和田義郎よしろう、小泉信吉のぶきち、野本貞次郎さだじろう